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劇団EXILE、初の全メンバー出演&初プロデュース舞台「勇者のために鐘は鳴る」開幕レポート。青柳 翔、鈴木伸之、町田啓太ら登壇の会見コメントも!!

劇団EXILE、初の全メンバー出演&初プロデュース舞台「勇者のために鐘は鳴る」開幕レポート。青柳 翔、鈴木伸之、町田啓太ら登壇の会見コメントも!!

劇団EXILEの舞台「勇者のために鐘は鳴る」が、1月24日(金)に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕した。
2007年にEXILEパフォーマーを中心に旗揚げ、その後、劇団員の変遷を経て、現在は青柳 翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太が在籍している劇団EXILE。ドラマ、映画、舞台、小説など、各方面で注目を浴び、個々の活動の中で実績を積んだ俳優がずらりと揃っているだけに、この9名が一同に会した今回の舞台は東京公演、大阪公演ともに追加公演が決定するほど注目されている。また、劇団としての単独公演は約5年ぶりとなる本作は、初めて劇団EXILEの現メンバー9名が総出演し、初めて原案プロデュースを手がけていることも、大きな関心を集めている。
初日公演前に行われた9名が登壇した会見コメントと、公開ゲネプロのレポートをお届けする。

取材・文 / 松浦靖恵


みんなでイチから一生懸命スクラムを組んでつくり上げた

会見場に劇団EXILEの9名が登場するなり、取材陣から「おぉ~!」というどよめきと、「ド派手な衣裳!」「すごい衣裳だ!!」と声が上がった。

それぞれの役どころと意気込みを教えてください。

秋山真太郎 “Y崎(ワイザキ)”という妻と娘との関係がうまくいっていないサラリーマンの役です。企画段階から考えると約2年間、劇団員みんなと話し合ってつくってきたので、ようやく今日、この日を迎えられることができて、非常に感無量です。

八木将康 僕は“うまなり”という役で、三度の飯よりギャンブルが大好きというキャラクターです。全員が揃って舞台ができるのが楽しみでしょうがないです。

SWAY “半蔵”という忍者のキャラクターです。久々の舞台なので、個人的にはみんなに迷惑をかけないように“愛の手裏剣”を飛ばしたいと思います。あれ? 今、笑うところですよ(笑)。

小野塚勇人 僕が演じる“326(ミツロー)”は僧侶です。渋谷系で、EXITの兼近(大樹)さんのようなイメージの役で、見た目はチャラかったり、若者言葉を使ったりしているけど、実は心の優しいまっすぐな青年の役です。9人全員で舞台に立つのは、劇団EXILEを立ち上げて初めてのことなので、キャスト、スタッフ一丸となって全力で駆け抜けたいと思っております。

小澤雄太 僕が演じる“バチバチ”は、見かけはすごくワイルドで、マーベル作品に出てくるウルヴァリンのような顔つきですが、(現実で)操作しているのは中学生という役回りなので、そのギャップを見せられたらと思っております。今回こんな大きな劇場でできることをとても嬉しく思っています。9人全員、スタッフ全員、大きな怪我やインフルエンザなどがないように、頑張っていきたいと思います。

鈴木伸之 僕は“JACK”という役。自分よがりなところがありながらも、ひとりでも果敢に闘いを挑んでいくキャラクターです。千秋楽まで一生懸命頑張りたいです。

青柳 翔 見てわかるように“魔王”という役をやらせていただきます(笑)。どんな役どころかは言えないんですけど、このツノと衣裳に隠れているこの靴がヒントになっています(笑)。最高のスタッフと最高の劇場と、最低の劇団員たちと(笑)一緒に頑張ってきました。最後まで体調に気をつけて一生懸命頑張ります。

町田啓太 最低な劇団員のひとり、町田啓太です(笑)。僕が演じる“ナイト”は考えすぎて頭でっかちになってしまうがゆえに、ある決断をしてしまう。それが後半で自分と対話しながら、どう夢に向かっていくのかというところを、しっかりと演じさせていただければと思っています。この舞台は、この9人しか出ない。アンサンブルの方もいません。9人のエネルギーが溢れる舞台にしたいと、1年以上前から話し合いながらつくってきたので、ようやく幕が上がることを楽しみにしています。僕らはもともとクセが強いんですが、(役も)ひとりひとりクセが強いキャラクター設定になっています。絶対に楽しめる舞台になっていると思いますので、最後までしっかりと走り抜けたいと思っています。

佐藤寛太 僕が演じる“青春(アオハル)”は魔法戦士の役で、実物は高校生です。オンラインゲームを通して、人とのつながりを見い出していきます。制作期間を含めると、とても長い時間、劇団員と話しながら、そして、稽古場に入ってからはスタッフさんと一緒につくり上げてきた作品なので、初日を迎えて今日はなんだかソワソワしています。皆さんに楽しんでいただけたら、すごく嬉しいです。

見どころ、特に観て欲しいところはありますでしょうか?

小澤 “魔王”じゃないですか?

鈴木 “魔王”でしょうね(笑)。

青柳 いや、見どころは全部でしょう!

町田 いろんなことを詰めに詰め込んでいるので、内容が入ってくるかどうかわからないですが(苦笑)。でも、ひとつひとつの印象が大きいので、人によってインパクトに残るシーン、お気に入りのシーンを見つけていただければ。

秋山 観劇というよりは、体験型エンターテインメントだと思うので、お客さんも一緒につくり上げていく舞台だと思っています。

稽古中のエピソードを教えてください。

青柳 さっき“最低の劇団員”って言いましたけど、「稽古1分前で~す」って言われてから、弁当を温め始める劇団員がいたり(笑)。そういうところも含めて、和気藹々と楽しくやらせていただきました。

SWAY 初めてこの9人でクリスマスを過ごしましたね。24日も25日も。

青柳 あと、稽古場で小澤さんの手づくり料理をいろいろ食べました。

小野塚 (小澤が)給食みたいな量をつくってくれて。

小澤 30人前くらいつくりましたね。皆さんと一丸になろう、みんなが勇者になるというところで。腹が減っては戦はできないですからね。

町田 手づくり料理を食べたときに、“あ、一丸になった!”と思ったよね?

どんなメニューをつくったんですか?

小澤 牛丼、豚塩、キーマカレー。あと 豚汁も。

SWAY 俺、カレー4杯くらい食べました。

町田 美味しかったよね。

稽古などで会う時間がたくさんあるということで、(制作記者会見では)みんなでキャンプやサバゲーをやりたいなんていう話も出ていましたが。

町田 ずーっと稽古してました(笑)。

青柳 この公演が終わったら、1年くらい会わなくてもいいかな(笑)。

町田 ずっといすぎましたもんね。

大阪公演で楽しみにしていることは何かありますか?

町田 大阪は美味しいものがたくさんあるので、ゴハンが楽しみですね。

小野塚 青柳さんの部屋でまくら投げをしたいです(笑)。

青柳 絶対、ヤダ(笑)。

「LDH PERFECT YEAR 2020」の一貫として、(自分たちが)演劇で一役を担うというところでの想いはいかがですか?

秋山 「PERFECT YEAR」のSeason1のテーマが「IGNITION」なのですが。僕らが(本公演の中で)プレイしているゲームの名前も「IGNITION」なので、掛け合わせています。なによりもお客様に楽しんでいただくことを念頭に置いてつくっているので。

佐藤 (本公演は)いい意味でLDHっぽくないかもしれないです。エンターテインメントの方向性が(笑)。

SWAY (エンターテインメントな部分を)一番担っていただくのが、(八木)将康さんですね。

八木 (突然、自分の名前を言われて驚いた表情に)

町田 (制作記者会見で)将康さんは“ホントに飛ぶのか!?”って言われてましたもんね。鈴木くんも最初から言ってたし(笑)。

鈴木 言ってましたね(笑)。もう言っちゃいます。ここだけは言わせていただきます。飛びます!(笑)

全員 (笑)。

では最後に、代表して町田さんからメッセージをお願いします。

町田 今日から劇団EXILE公演、劇団員9人全員でプロデュース、9人全員出演の舞台「勇者のために鐘は鳴る」が開演いたします。9人全員で力を合わせて、9人それぞれの個性を集めて爆発していこうと、みんなでイチから一生懸命スクラムを組んでつくり上げた作品です。皆さんに楽しんでいただけるように、幕が閉じるまでしっかりと完走したいと思いますので、ぜひ皆さん、楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

今の自分たちができる最高のエンターテインメントを一丸となって届けたいという想い

劇団EXILEの現メンバー9名(青柳 翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、SWAY、八木将康、佐藤寛太)が総出演し、初めて全員で原案プロデュースを手がける舞台「勇者のために鐘は鳴る」。

劇団EXILEが単独公演を上演するのは、約5年ぶりだ。特にここ数年間はそれぞれがドラマ、映画、舞台などに数多く出演し、様々な役柄を演じ、個々が“外の現場”で多くのことを学び、ひとりの俳優として力をつけてきた。また、本公演はSWAYが6年ぶり、佐藤は5年ぶりの舞台となり、まさに満を持してこの9名の俳優たちが、最強の状態で劇団EXILEの舞台に帰ってきたと言っていいだろう。

しかも彼らは、約2年前からこの劇団公演に向けて話し合いを重ねていくなかで、自分たちが原案プロデュースを担うことを決めた。そう、多くのことを吸収した今の自分たちを最大限に活かし、より多くの人たちに楽しんでもらえる、劇団EXILEにしか生み出すことができないエンターテインメントが、この「勇者のために鐘は鳴る」には集約されているのだ。

物語の舞台は架空の人気オンラインゲーム「IGNITION」の世界。このゲーム内では、自分だけのオリジナルキャラクターをつくることができ、ログインした“仲間”と会話をしながら交流し、プレイヤーは与えられた数々のクエストに挑んでいくという冒険ゲーム。

課金ユーザーのみが参加できるスペシャル企画「BIG BANG WARS」(優勝すればリアルマネーで1億円がもらえる!)に参加するのは、メガネをかけ、教師のような雰囲気のY崎〈ワイザキ〉(秋山真太郎)、ワイルドな風貌だが中身は中学生のバチバチ(小澤雄太)、果敢にバトルに挑んでいく肉体派のJACK(鈴木伸之)、知性派の戦士・ナイト(町田啓太)、ド派手な髪色とファッションの326〈ミツロー〉(小野塚勇人)、ギャンブル好きのうまなり(八木将康)、人懐っこい可愛らしさを持つ魔法剣士の青春〈アオハル〉(佐藤寛太)。

初日会見で町田は「僕らはもともとクセが強いんですが、(役も)ひとりひとりクセが強いキャラクター設定になっています」と言っていたが、ゲーム内で彼らが出会う魔王(青柳 翔)は、重厚なマントを脱ぐと、威厳のある魔王から大変身を遂げる! 80年代男性アイドル風のダンス&ステップで歌いまくるというかなり強烈なキャラクター。“こんな青柳 翔は観たことがない!”と驚いてしまうことは間違いないので、お楽しみに。

青柳以外のメンバーたちも、笑いが起こる台詞のやりとりの中や、鍛え上げられた肉体を活かした“珍”ミッションにトライするシーンで、普段の仲の良さが垣間見られる絶妙な間の取り方やお茶目な表情を見せた。

キレキレのアクションシーンでは激しい息遣いや緊迫感、平均身長180センチ超えのメンバーが見せるカッコいいキメポーズ、額に浮かぶ汗などがその場で見ることができる舞台は、テレビや映画など映像の中にいる彼らに対して持っていたイメージとは異なる姿、表情でもあり、“目の前に演者がいる!”というリアルな距離感を大いに実感できるだろう。
さらに、鈴木がひとりで歌うシーンや全員で歌唱するシーンでも“彼はこんな歌声をしているんだ”“こんな歌い方をするんだ”と、新鮮な感覚を覚えるはずだ。

ゲーム内では“仲間”と手を組み、共闘、協力をしなければ数々のミッションをクリアすることができないため、彼らはJACKを中心とするチーム、ナイトを中心とするチームの2つのチームに分かれるのだが、お互いにミッションをクリアしていくなかで、彼らが優勝賞金1億円を手にしたいそれぞれの目的、現実社会で抱えている悩みが次第に明らかになり、いよいよゴールが目前に迫ったとき、まさかの事実が判明する──。

フライング、ダンス、歌唱、観客を巻き込む演出、9人の個性を活かしたシーンなど、盛りだくさんの“お楽しみ”が詰め込まれた舞台「勇者のために鐘は鳴る」。個々の活動を積み重ね成長した姿を、劇団EXILEの公演を待っていてくれた人たちに見せたい、自分たちを応援してくれる人たち、会場に足を運んでくれる人たちに、今の自分たちができる最高のエンターテインメントを一丸となって届けたいという想い、そして、仲間がいることの大切さ、夢を叶えるということ、自分を信じることを、この舞台はまっすぐに届けてくれる。

本作は、楽しくて、カッコよくて、笑えて、じんわりと心があたたかくなる物語。そして、劇団EXILEに対する9名の熱い想い、彼らのつながりの強さも伝わってくる舞台だ。

東京公演は2月2日(日)までTBS赤坂ACTシアターにて、大阪公演は2月13日(木)から2月16日(日)まで梅田芸術劇場にて上演される。

劇団EXILE「勇者のために鐘は鳴る」

東京公演:2020年1月24日(金)~2月2日(日)TBS赤坂ACTシアター
大阪公演:2020年2月13日(木)~2月16日(日)梅田芸術劇場メインホール

【STORY】
気がつくとゲームの中の世界に入っていた9人の男達。
元の世界に戻ろうと、勇者になってモンスターを倒しながらゴールを目指す。
現実ではそれぞれ悩みを抱えていた彼らだったが、冒険の中で大切な事に気づいていく…。
そしていよいよゴールが目前に迫った時、まさかの事実が判明!
9人の運命は大きく揺れ動いてしまう。

原案プロデュース:劇団EXILE
脚本:畑 雅文
演出:川本 成(時速246億)
演出補:冨田昌則

出演:
[劇団EXILE]
魔王 役:青柳 翔
Y崎(ワイザキ)役:秋山真太郎
バチバチ 役:小澤雄太
JACK 役:鈴木伸之
ナイト 役:町田啓太
326(ミツロー)役:小野塚勇人
半蔵 役:SWAY
うまなり 役:八木将康
青春(アオハル)役:佐藤寛太

ゼネラルプロデューサー:EXILE HIRO

主催:LDH JAPAN/ネルケプランニング

舞台オフィシャルサイト
劇団EXILEオフィシャルサイト
劇団EXILEオフィシャルTwitter(@gekidanexile)

劇団EXILE「勇者のために鐘は鳴る」DVD発売

発売日:2020年8月31日(月)予定
価格:¥7,000(税別)
仕様:DVD2枚組(本編+特典映像)ブックレット付