Interview

橋本環奈×小関裕太の“仕事とプライベート”。映画『シグナル100』撮影期間で知ったお互いの素顔

橋本環奈×小関裕太の“仕事とプライベート”。映画『シグナル100』撮影期間で知ったお互いの素顔

昨年、二十歳を迎え、ますます女優として精力的に活動している橋本環奈が、人気コミックを映画化した『シグナル100』に主演。担任教師(中村獅童)に、遅刻をする、涙を流す、スマートフォンを使うといった日常の行為を合図=シグナルに、自殺する催眠をかけられた生徒たちが、生き残りをかけたデスゲームに挑む学園サバイバルで、橋本が正義感の強いヒロイン・樫村怜奈を演じ、その怜奈に思いを寄せるサッカー部の青年・榊蒼汰を、現在放送中のドラマ『来世ではちゃんとします』も好調の小関裕太が演じている。

目の前でクラスメイトが死んでいくという非日常のデスゲームに飛び込んだ橋本と小関。撮影は約3週間ホテルに泊まりこんでの地方ロケで行われ、ふたりともすっかり仲良しに。互いの現場内外の顔を教えてくれた。

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / 増永彩子


AB型同士で意気投合。「話しやすかったし、居心地がよかった」

シグナル100 エンタメステーションインタビュー

脚本の渡辺(雄介)さんが「座長の橋本さんのスマートすぎる知性に感服した」とコメントされていました。生徒数も多い大変な現場だったと思いますが、座長としてどう臨みましたか?

橋本 すごく楽しい現場で、こんなデスゲームを繰り広げているとはとても思えないくらい、裏ではみんな仲良しだったんです。自分が座長として何かできていたかというと、そういうことはあまりなくて。常陸大宮でずっと泊まり込みの撮影をしていたのですが、みんなでずっと一緒にいたので、クラスメイトとしての普段の空気感、距離感は出せるようにコミュニケーションを皆で取りやすいようにはしていたと思います。でも、渡辺さんがそうコメントしてくださっているのは面はゆいです(笑)。

撮影スタートはロケ地に入ってすぐだったのでしょうか?

橋本 私はそうでした。でも私は参加できなかったのですが、クランクインの前日に、みんなで集まってワイワイしてたみたいで。

小関 えー、いいな! 僕も参加してない。撮影がお休みの日にもバーベキューしたって。

橋本 そうなんですよ! 私たちはどちらも参加してないんです(笑)。

シグナル100 橋本環奈 エンタメステーションインタビュー

それでも自然とクラスメイトになれたとのことですが、それは最初から?

橋本 最初からでした。泊っているホテルがみんな一緒で、3階にあったフリースペースに行くと、誰かしら必ずいるので、毎日集まってました。

小関 集合かけなくても、3階に行けば誰かに会える感じだったよね。

橋本さんは座長として特別意識はなかったとのことですけど、傍で見ていた小関さんからはいかがでしたか?

小関 僕がすごいなと思ったのは、全部で36人いる生徒の役名だけでなく本名まで初日からほぼ覚えていたことです。それってなかなかできないことだなと思って。この物語は、どんどん人が死んでいきますが、その子の性格とか、どんな子だったかというのは、その死を見つめている側の表情でしか知り得ないんです。関係性が大事な作品だったので、コミュニケーションを取るという点で名前を覚えるというのは大事だし、本当にすごいなと思いました。

シグナル100 小関裕太 エンタメステーションインタビュー

逆に橋本さんから現場の小関さんの印象は?

橋本 面白い立ち位置でした(笑)。

小関 え? どういうこと(笑)?

橋本 みんなで話してると、小関くんひとりだけがすごく変わってるんです(笑)。ちゃんと輪には入ってるんですけど、空気感を持ってかれちゃうんです。小関裕太ワールドがすごくて。あと、AB型がすぐ当てられるって話をしてたよね。

小関 したね。環奈ちゃんも僕もAB型なんです。それでAB型同士、当てられるって話をしてました。

見極めるポイントがあるのですか?

小関 テンポ感ですかね。マイペースというとちょっと違うんですけど、自分の空間、好きなものがはっきりしている人が多い気がします。AB型って少ないはずなんですが、周りを見渡すと意外といるというのが、AB型あるあるです。

橋本 何人いたんだろ。結構当てましたよね。

小関 多かったよね。話しやすかったし、居心地がよかったです。

シグナル100 橋本環奈 エンタメステーションインタビュー

橋本 あ、現場の小関さんですが、36人もいると、それこそひとりひとりに芝居をつけたりする時間も長いんです。そうしたなかで、率先して竹葉(リサ)監督やスタッフさんに話しかけて一緒に作っていくという作業を一番されていたのが小関さんでした。

小関 わ、嬉しい。1年も前のことなのに覚えてくれてるんだ。

橋本 すごく印象的でした。最初から小関さんがそういった空気感を作ってくださっていたので、獅童さんともそうですが、スタッフさんたちとの距離感もつかみやすかったんです。

小関 結構、跳ね返されてたけどね。「ちょっと待って、静かにして」って監督に言われちゃったりして(笑)。

橋本 あった! すごい面白かった(笑)。そういうのも込みで素敵なんです。

「何もしないをする」ってすごく有意義なことだなと思った。

シグナル100 エンタメステーションインタビュー

相手が橋本さんだったから、小関さんだったから、いいお芝居ができたと感じた瞬間は?

橋本 たくさんありました。私は相手のお芝居に引きずられるほうなんですが、特によく覚えているのはクライマックスの屋上のシーンです。明け方のシーンで、日が昇ったら撮影ができなくなってしまう状況だったので、結構大変だったんです。しかも私は完全に受け身の場面で、自分では何もできない状態だったんですけど、小関さんのお芝居を見ていて感情を自然に動かされました。

小関 環奈ちゃんは、すごく意思のある役者さんで、監督さんやスタッフさんともディスカッションしていくんです。僕より年下ですが、そう思えない部分があるので、安心して自分に集中できるんです。僕も割と相手のお芝居に引きずられるほうですが、怜奈像がはっきりしていたから、それに合わせて僕の役作りもしていけました。環奈ちゃんの怜奈がとても能動的だったので、それによって榊像が出来ていったと思います。特に印象に残っているのは、体育館でみんなを助けようとする怜奈を僕が止めるシーン。環奈ちゃんが走るので、僕も走りました。

橋本 そうだったね(笑)。

小関 とにかくみんな本気で、どんどんエネルギーが倍増されてました。自分で息を止めながらすっごい力んで目を血走らせてたから、毛細血管がブチブチに切れてたと思う。

橋本 切れてたね(笑)。ほんと、みんながお互いに限界を突破しあっている感じでした。みんなとだから成り立ってた。ひとりでも欠けてしまうとパワーダウンしてしまうので、みんなで持ち上げようという熱量をすごく感じました。

シグナル100 小関裕太 エンタメステーションインタビュー

その熱量は作品からも伝わりました。さて、本作には色々なシグナルが登場しますが、「これがシグナルに入ってたらヤバイ」ということや癖などはありますか?

小関 鼻をかくことかな。

橋本 わかる! 私も鼻かいちゃう。あと私が一番辛いのはしゃべっちゃいけないっていうシグナルかな。10秒も黙ってられないので(笑)。

今(取材中)もとても仲良しですが、ふたりともおしゃべり好きですか?

小関 そうですね。現場でも楽しく話してましたね。

橋本 小関さんと話していて、すごく覚えてるのが、「何もしないことをする」という話です。小関さんが前にナオト・インティライミさんから聞いたらしくて、それを私も聞いて、そこからすごい意識してました。

小関 そうなんだ。

シグナル100 橋本環奈 エンタメステーションインタビュー

「何もしない」というのは難しいですか?

橋本 もったいないと思っちゃって。普段、24時間じゃ足りないくらい、泳ぎ続けるマグロみたいにずっと動いてるんです。でも「何もしないをする」と考えたとき、それってすごく有意義なことだなと思って、意識が変わりました。

小関 僕も初めて聞いたときにすごく印象的だった。そういえば、撮影中、お昼ごはんを食べたあとの休憩時間に、ふらっと写真を撮りに外へ出たら、花壇の土の上で環奈ちゃん寝てたよね。

橋本 寝てました(笑)。しかも目を開けて。何もしないでおこうと。

小関 あの時、実行してたんだ!

橋本 「何もしない」をやってました。気持ちよかったです。

では、最後に2020年、これからの目標を教えてください。

小関 僕は3年ぶりくらいにミュージカル(『四月は君の嘘』)をやるので、もともと音楽が大好きですが、より一層、プライベートもお仕事も、常に音楽と一緒にいられたらと思っています。

小関さんは多趣味ですよね。

小関 そうですね。

橋本 そういえば、撮影のときもすごかったんです。私、すごい荷物が少なくて、ホテルに泊まっているときにも自分の部屋には何もないし、ずっと恒松祐里ちゃんの部屋に行ってた感じだったんです。でも小関くんは、ホテルにどんどん荷物が届いてて。自分の家と化してました(笑)。

小関 だって2週間半もいたから。

橋本 2週間半の荷物じゃない!って思いましたよ。ホテル泊りとは思えないくらい有意義に過ごしてましたよね(笑)。

小関 確かに、体をほぐすことにハマっている時期だったので、新しいヨガマットを注文したりもしたな。

橋本 ヨガマット届いてた!

小関 「何もしない」もするんですけど、それこそ時間がもったいなくて(笑)。

シグナル100 小関裕太 エンタメステーションインタビュー

橋本さんは今年は?

橋本 今年は続編ものが多いんです。なので、より一層、これまでもやっていたお芝居、役に没頭というか、埋没したいなと思っています。それから昨年、二十歳という節目の年を迎えて、いろんな人に出会って変わったなと思う部分もありましたが、変わりたくないなと自分でこわだっている部分もあるので、一新というよりは、地に足をつけて、しっかり継続してやっていけたらなと思います。

小関 ついてるよ。埋没って僕、使ったことない。その言葉を使う時点で地に足ついてるよ。

橋本 あはは。

楽しいお話をありがとうございました。

瀬戸利樹さん&中尾暢樹さんのインタビュー記事はこちら
映画『シグナル100』瀬戸利樹&中尾暢樹、『チア男子!!』以来の再共演で発見した新たな一面

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2020.01.24


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橋本環奈

1999年、福岡県生まれ。映画『奇跡』(10)で銀幕デビュー。2016年に映画『セーラー服と機関銃-卒業-』で主演を飾る。近年の主な出演作に、「銀魂」シリーズ(17・18)、映画『キングダム』(19)、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』(19)、TVドラマ『FINAL CUT』(CX/18)『今日から俺は!!』(NTV/18)などがある。2020年は本作のほか、映画『小説の神様』『今日から俺は!! 劇場版』の公開を控える。

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小関裕太

1995年、東京都生まれ。2003年にデビュー後、ドラマ、映画、舞台、ミュージカルと幅広く活躍中。近年の主な出演作に、映画『覆面系ノイズ』(17)『曇天に笑う』(18)『わたしに××しなさい!』(18)『春待つ僕ら』(18)、ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(NTV/18)、連続テレビ小説 『半分、青い。』(NHK/18)、ドラマ『新しい王様』(TBS・Paravi/19)などがある。現在はドラマ『来世ではちゃんとします』(TX)に出演中。

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@yutakoseki

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映画『シグナル100』

1月24日(金)全国ロードショー

【STORY】
担任教師の手により、突如として自殺催眠をかけられた36人の生徒たち。遅刻をする、電話をかける、涙を流す…ふだん行っ ていた行為が死を招く。その催眠発動(自殺)のシグナルは全部で100。死の暗示を解く方法はクラスメイトの死のみ。生徒たちが続々と自殺に追い込まれる中、死への恐怖から人間の本性が徐々に暴かれていくー。催眠を解くのが先か、自分以外のクラスメイト全員が死ぬのが先か!? 生き残りを賭けた狂気と絶望のデスゲームがはじまる……!

原作:宮月 新・近藤しぐれ『シグナル100』(白泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:竹葉リサ
脚本:渡辺雄介
音楽:Jin Nakamura
主題歌:yukaDD(;´∀`)「Carry On」(ワーナーミュージック・ジャパン)
配給:東映

出演:橋本環奈/小関裕太 瀬戸利樹/甲斐翔真 中尾暢樹 福山翔大 中田圭祐 山田愛奈/若月佑美 前原 滉 栗原 類 恒松祐里/中村獅童

オフィシャルサイト
https://signal100.jp/

© 2020「シグナル100」製作委員会

『シグナル100』原作コミック