Interview

古川雄輝&黒羽麻璃央がハイスペックなのに恋愛に奥手な男子をコミカルに演じる。連続ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』公開間近!

古川雄輝&黒羽麻璃央がハイスペックなのに恋愛に奥手な男子をコミカルに演じる。連続ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』公開間近!

「東京カレンダーWEB」の人気No.1連載「LINEの答えあわせ」が、2月より読売テレビにて連続ドラマとして放送される。 “一日料理教室”で出会った「ITベンチャー社長」、「外資系商社マン」、「恋愛小説家」、「オーナーシェフ」、「アパレルプレス」、「モデル」、「TVプロデューサー」の男女7人の“LINE”というツールを使った恋愛模様を描く物語。さらに、本作は日本と中国の合同プロジェクトとして始動しており、両国の大手配信プラットフォームにて“同時配信”が行われることにも注目が集まっている。出演者は、古川雄輝、大西礼芳、黒羽麻璃央、筧美和子、和田正人、眞島秀和、坂井真紀と今をときめく俳優からベテランまで幅広く揃った。
そこで、ハイスペック男子を演じる古川雄輝と黒羽麻璃央にインタビューをして本作の全容に迫った。

取材・文 / 竹下力 撮影 / 冨田望


恋愛は男の子のほうがめんどくさい

あらすじを読ませていただいて、今時の男女の恋愛が的確に描かれていると思いました。脚本を読んでいかがでしたか。

古川雄輝 “LINE”というツールでのやりとりを通して男女の恋愛を描くのは今時だと思いました。恋愛ドラマは数多く出演させていただいているのですが、今作は“LINE”での言葉のやりとりが多く、こんなにもモノローグを多用しているのは初めてで、脚本を読んだときは楽しかったです。今作は“LINE”でのやりとりを緻密に描くことによって男女のすれ違いや交歓が生まれるので、テレビをご覧になる人にとっても“恋愛テクニック”を学べるドラマになっていると思います。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 古川雄輝 エンタメステーションインタビュー

古川雄輝

お話を伺うと、教養ドラマと言えるかもしれませんね。

古川 そういった部分もありますが、今作では“LINE”でよくある“既読スルー”を巧みに使った、“ラブコメ”のテイストも強いと思います。“LINE”を題材にした恋愛ドラマが生まれることは新しいことでしょうし、数年前であれば、スマホを使ったドラマは少なかったわけで、実際に演じてみると新鮮でした。中国でも配信されるので、日本のドラマがグローバルに展開していくことを含めて“時代は変化したのだなぁ”と思います。

黒羽麻璃央 僕も、普段使っているアプリがお話の軸になるのは今っぽいと思いました。現代の皆さんがコミュニケーションのために頻繁に使う“LINE”によって男女のすれ違いが生まれるわけですから、脚本を読み込んでいくと、“便利さ”ゆえに“新しい不便さ”が生じることを知って勉強になりました。それから、現場で演じてみると、“恋愛は男の子のほうがめんどくさい”ですね(笑)。男の子の言葉や行動が、女性を怒らせてしまったり、話をごちゃごちゃにしてしまう原因になると感じました。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 黒羽麻璃央 エンタメステーションインタビュー

黒羽麻璃央

古川雄輝さんが演じるITベンチャー社長の安井司と、黒羽麻璃央さんが演じる外資系商社マンの藤城幸也は、どのような役だと思っていますか。

古川 安井はIT企業の社長で、年収が高くて、高級住宅街がある東京の港区に住んでいて、一見するとステータスは完璧な人間ですが、恋愛に関してはまったくテクニックがなくて、おまけにナルシストです。ステータスは高いのに恋愛がうまくいかなくて、うなだれるシーンの連続が“笑い”を生み出すと思います。カッコつけたり、自信ありげなシーンもあるのですが、女性とのやりとりが失敗すると会社で騒いだりと、演じていて面白かったです。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 エンタメステーションインタビュー

黒羽 外資系商社マンの藤城は英語を喋ることができるので、僕自身、これほど長文の英語を喋った作品は初めて(笑)。藤城は英語も喋れて、趣味がゴルフで、どちらかといえばイケイケの要素が強いのですが、なぜか“モテない”という役です。同級生には「いつも大事なときにゴルフも恋愛もはずすよね」と言われて(笑)、優しすぎるゆえに気を遣いすぎて空回りしてしまう役だと思います。

中心人物が回によって変わるオムニバス形式的な作品

どのように役づくりをしていきましたか。

古川 今作は中心人物が回によって変わるオムニバス形式的な作品だと思います。すべてお話としては繋がっているのですが、話数によって中心人物が変わるので、コミカルな部分が強くなったり、シリアスになったりします。僕の場合は、主役回である6話でモノローグが増えて、急にコミカルになります。役づくりで大変だったのが、その6話に合わせて、その前の主役回である1、2話の役づくりをしなければいけなかったことですね。というのも、1、2話はそこまでコミカルではないので、6話にどのように合わせていくのか逆算しながら役づくりをしていきました。1、2話で、監督とどんなふうに演じればいいのかをかなり相談しました。僕史上、監督と最もコミュニケーションをとった作品かもしれません(笑)。

黒羽 僕は外資系の人間を演じるので、英語の勉強をしたり、ゴルフ教室にも通いました。長年ゴルフをしていた設定で、ゴルフボールを打つシーンもあるので、説得力を持たせるために、かなり練習しました。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 古川雄輝 エンタメステーションインタビュー

ちなみに、映像に限らず、普段はどのように役づくりしていますか。

黒羽 それはぜひ聞きたいです!

古川 食い気味、食い気味!(笑)先ほどの話に繋がるのですが、舞台も映像作品も、とにかくスタッフと話し合いをします。役者はつくり手が何を意図しているのかを読み取ることが大切だと思っているので。映像作品であれば、監督がどういった芝居を求めているのか知りたいので、疑問に思っていることを本番前までに尋ねます。というのも、そこで確認をしたほうが役をつくるうえで良いように思っているからです。でも今回は、現場に入ってからも1カットずつ相談してつくっていきました。どこにいるか、誰と接しているかで、動きや表情が大きく変わるキャラクターだったので、どう演じていくのかを何度も何度もしつこいぐらいにディスカッションをした、初めての経験だったと思います。

黒羽 原作がある場合と、今作のような脚本からすべてを読み取らなければいけない作品では、役づくりが違うと思います。僕はどちらかといえば、漫画や、以前誰かが演じていた役のお芝居を予備知識として取り込んで、それをつないで役をつくるという作品に多く出演しているので、ゼロから役を生み出していくのはあまりなくて 。今作のように自分の想像力を膨らませる役づくりはまだまだ勉強中ですね。古川さんの意見を聞いて“なるほど”と感心したのは、とにかく監督や演出家に意見を聞きながら役づくりをしていくことが大切なんですね。

古川 ただ、それも難しいところもあって。聞かずに役づくりをしたほうが良い場合もあるよね?

黒羽 はい。わかります。

古川 監督や演出家によっては、聞かなくても指示が飛んでくるし、現場によっていろいろなパターンがあるから正解はないと思うんです。けれど、監督や演出家に意見を聞くのは、その役についていろいろ考えているから役者にとっては良いことだと思っているし、僕はどの現場でも役について聞きたいタイプで、すべてを伝えていきたいタイプなので、マネしないほうがいいかも(笑)。

黒羽 あはは。でも、僕にとってプラスになります。ありがとうございます!

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 エンタメステーションインタビュー

黒羽くんはそのままでいい

恋をする役を演じるうえで気をつけていることは何かありますか。

古川 台詞以上に、恋をしている役の動きを大切にしています。観ている方の記憶に強く残るのは、たとえば、キスシーンでの細かな仕草だったりするんですよ。恋愛ドラマをご覧になる方は女性が多いと思っているので、女性がキュンとしたり、ドキドキするようなお芝居も大切にしています。

黒羽 僕はそんなに恋をする役を演じたことがないのですが(苦笑)……ただ、映像であればクローズアップといった手法で恋をしている人間の表情がわかってしまう気がします。恋をしているときは人生が楽しくなるから、そんなときの表情を大切に、たとえそこに相手がいなくても、好きだというウキウキした気持ちを表現したいです。

古川 黒羽くんはそのままでいいよ。

黒羽 ええー! ハードな質問だったからしっかり考えたのに(笑)。

古川 今、答えを言いながら、ペットボトルに手を載せている仕草だけで女性はキュンキュンすると思うよ(笑)。

黒羽 いやいや!(笑)

古川 僕が見てもそう感じたから、女性が見たら好きになっちゃうと思う。だから、黒羽くんは何も考えなくて大丈夫です(笑)。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 黒羽麻璃央 エンタメステーションインタビュー

(笑)。撮影はいかがでしたか。

古川 中国でも配信されますが、スタッフも出演者も日本人ですし、世代のバラバラなメンバーの座組みでしたが、集まったときは楽しく話もしていて、現場の空気感が良かったです。穏やかな雰囲気があったよね?

黒羽 はい。ただ、先輩ばかりなので、頭が上がらなくて……。

古川 えー、怖がらなくてよかったのに!(笑)

黒羽 あはは。出演者の皆さんが全員揃うのは3日間ほどで料理教室のシーンぐらいだったから、そのときばかりは先輩の芝居の勉強をしようと観客目線で皆さんをじっくり観察していました。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 エンタメステーションインタビュー

映像の座組みは、舞台とはまた違った感触を覚えますか。

古川 人間関係の築き方が違うのかなと思います。舞台は稽古が終わる時間が一緒なんですよね。だから、そのあとお酒を飲みに行ったりもして親睦を深めることもできますが、映像は現場に来る時間も帰る時間も違うから共演者との距離も変わります。芝居の仕方は根本的に変わらないけど、つくり方とか共演者との関係性は少し違うのかなと思っています。

黒羽 いまだにドラマの現場は緊張します。僕は舞台が中心なので、舞台の空気感に慣れ親しんでいるせいか、映像の現場は新鮮です。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 古川雄輝 エンタメステーションインタビュー

今回、監督から言われた印象的な言葉はありましたか。

古川 瀧悠輔監督の言葉が印象的でした。初めて出演者全員が集まるシーンで、みんなどうするのかを戸惑ったままお芝居をしたカットがあって。みんなの意見を集めて相談しにいくと、監督から「これはみんなでつくる作品だから全員の意見を尊重しよう」とおっしゃってくださって。役者やスタッフの声も聞いてくださる方なのだと思い出に残っています。

黒羽 僕はゴルフのシーンを褒められたことです。ゴルフボールを打った瞬間に、「上手だよね。しかもCGで火が吹くから」と言われて(笑)。舞台では表現できないものなので、貴重な経験になりました。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 黒羽麻璃央 エンタメステーションインタビュー

出演者の誰かしらに共感できる

それでは見どころをお願いいたします。

黒羽 皆さんが使っている“LINE”にまつわるお話なので、出演者の誰かしらに共感できると思いますし、現代の恋愛の教科書のような作品になってくれれば嬉しいです。

古川 とにかく楽しい作品です。誰が観ても共感できる男女の恋愛が描かれて、そのツールである“LINE”での失敗談が散りばめられてもいて、今時の恋愛の勉強になる作品になっています。日本のみならず、中国でも、多くの方に観てもらいたいです。

ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』 エンタメステーションインタビュー

最後に、このドラマにおける“恋愛”とはどんなことを指すのでしょうか。

古川 男女の“すれ違い”ですね。

黒羽 言われちゃった(笑)。

古川 あはは。ごめんね。

黒羽 (笑)。そう、一方通行な気持ちだけではダメだということです!


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ドラマ『LINEの答えあわせ~男と女の勘違い~』

2月1日(土)深夜0時58分~読売テレビにて放送(関西ローカル)
*他地域での放送についてはオフィシャルサイトに掲載
同夜9時~下記にて配信開始
日本:TSUTAYAプレミアム
中国:bilibili

原作:「LINEの答えあわせ」
脚本:岸本鮎佳、モラル
監督:瀧悠輔、金井純一、吉田和弘

出演:
安井司 役:古川雄輝
新見恵理乃 役:大西礼芳
藤城幸也 役:黒羽麻璃央
吉川沙羅 役:筧美和子
岩佐晃 役:和田正人
徳川良正 役:眞島秀和
笹川佳奈子 役:坂井真紀

制作:ROBOT

オフィシャルサイト
オフィシャルTwitter(@line_no_kotae)

TSUTAYAプレミアム「LINEの答えあわせ」特設サイト

©2020「LINEの答えあわせ」製作委員会

古川雄輝(ふるかわ・ゆうき)

1987年12月18日生まれ、東京都出身。7歳から11年間を海外で過ごす。2010年に「キャンパスター★H50withメンズノンノ」で審査員特別賞を受賞し、俳優デビュー。主な出演作品には【テレビドラマ】『イタズラなKiss〜Love in TOKYO』、『5→9~私に恋したお坊さん~』、『連続テレビ小説 べっぴんさん』、『重要参考人探偵』、『ラブリラン』、『天 天和通りの快男児』、『ハラスメントゲーム』、『1ページの恋』、『悪の波動 殺人分析班スピンオフ』【映画】『高校デビュー』、『脳内ポイズンベリー』、『ライチ☆光クラブ』、『風の色』、『曇天に笑う』、『となりの怪物くん』、『屍人荘の殺人』【舞台】『エンロン』、『家康と按針』、『イニシュマン島のビリー』、『神の子どもたちはみな踊る after the quake』などがある。

Profile
オフィシャルTwitter(@yuki_furukawaHP)
オフィシャルInstagram(@yuki_furukawa_hp)

黒羽麻璃央(くろば・まりお)

1993年7月6日生まれ、宮城県出身。2012年、ミュージカル『テニスの王子様』の菊丸英二 役で俳優デビュー。主な出演作品には【テレビドラマ】『広告会社、男子寮のおかずくん』、『向かいのバズる家族』、『コーヒー&バニラ』、『テレビ演劇 サクセス荘』、『明日すべてわかるから〜失踪彼女〜』、『寝ないの?小山内三兄弟』、『LIFE!presents 忍べ!右左エ門~THE SKY ATTACK~』【映画】『アヤメくんののんびり肉食日誌』、『耳を腐らせるほどの愛』、『いなくなれ、群青』、『恐怖人形』【舞台】ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台『黒子のバスケ』シリーズ、朗読劇『私の頭の中の消しゴム』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』などがある。出演待機作にミュージカル『エリザベート』(2020年4月上演)がある。

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