Interview

納谷 健&池田純矢&鈴木勝吾が、ミュージカルでも音楽劇でもない、新たな芝居と音楽の融合に挑戦! エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』

納谷 健&池田純矢&鈴木勝吾が、ミュージカルでも音楽劇でもない、新たな芝居と音楽の融合に挑戦! エン*ゲキ#04『絶唱サロメ』

「エン*ゲキ」の新しい一歩。皆さんの想像を超えるデカイ一歩を踏み込んでいきたい

本作では音楽が重要な部分を占めているとのことですが、音楽を担当される和田俊輔さんには、どのような依頼を? 「こんな楽曲が欲しい」「こんなシーンに合う曲が欲しい」とかですか?

池田 歌詞はもう書き上げていますし、「どういう音にするか」という方向性は、すでに自分の中にあります。それをお伝えして曲を製作していただくのはこれからなのですが、ノンジャンルでいろんなタイプの曲が楽しめるんじゃないかと思います。

『絶唱サロメ』納谷 健 池田純矢 鈴木勝吾 エンタメステーションインタビュー

言える範囲で見どころは? 「誰のこんなところに注目すると面白いかも」とか?

池田 僕はどのキャラクターも全部、本当に我が子のように愛おしく思っているので、だれかひとりに特化するのは難しいなぁ。あと、僕は脚本を書くときにいつも「“悪役”はあっても“悪人”はいない」と思っています。悪魔や鬼でもないかぎり、生まれて死ぬまで、本当に悪である人間はいないと思っているんです。

己の信念が違っているゆえに、逆の立場の人から見たらそれが悪になってしまうと?

池田 はい。やっぱりそれぞれの信念、それぞれの行き着く想いっていうところは、ちゃんと丁寧に描いたつもりなので、そういう部分はすべてが見どころであって欲しいです。ぜひ皆さんの目で見ていただいて、各キャラクターたちの魅力を発見したり、それぞれのシーンを彩る曲を楽しんでいただきたいですね。

『絶唱サロメ』納谷 健 エンタメステーションインタビュー

では最後に、公演を楽しみにしている皆様にメッセージをお願いします。

納谷 初めて共演する方々との出会いが僕自身の成長に繋がるとも思うので、僕を応援してくださっている方には今作で、今まで見られなかった景色を一緒に楽しんでいただけるのではないかと思っています。台本を読んだ印象ですが、それこそ俳優の“色”が色濃く出る作品だと思いましたし、脚本の中から滲み出す熱量をたくさん感じていただける舞台になると思うので、難しいことは考えずに純粋に楽しんでいただきたいです。

『絶唱サロメ』鈴木勝吾 エンタメステーションインタビュー

鈴木 前作の『池田屋』で「エン*ゲキ」として狼煙(のろし)を上げた感があったので、今回の『絶唱サロメ』は“「エン*ゲキ」2ndシーズン”の幕開けではないですが、これまでのシリーズの特徴のひとつであったコメディの部分を控えるっていう意味でも、今までにないところで純矢は挑戦していると思います。「ミュージカルじゃない。でも芝居と音楽をやる」というのも挑戦だし、「エン*ゲキ」の新しい一歩ではあるので、皆さんの想像を超えるデカイ一歩をこのカンパニーで踏み込んでいきたいですね。ぜひ劇場でその瞬間を目撃してください。

『絶唱サロメ』池田純矢 エンタメステーションインタビュー

池田 演出家とか作家の立場で皆様にメッセージとかって野暮な話になっちゃうかなとも思うんですけど(苦笑)、なんと言うか……“面白い”と思うんですよ、この作品。僕はいついかなるときも「こんなもんでいいか」と思って作品をつくったことはないし、これまでも一作品一作品、何年も前から準備を重ねて最後の最後までこだわり抜いて作品と向き合ってきました。『絶唱サロメ』は“今、自分が一番面白いと思うもの”を詰め込んでいるので、それが面白くないわけがないと自信を持って言えます。「エン*ゲキ」での僕は、演出家であり、作家であり、役者ですが、それ以前に一番最初の“観客”だと思っています。演劇を愛する池田純矢というひとりの人間が「これ、絶対に面白い」という作品をしっかりつくり上げて劇場に持っていきますので、「大丈夫です、安心して観に来てください」という言葉を皆様に贈らせていただきます!

納谷 カッコイイ!

鈴木 よっ! 池田屋!!

一同 (爆笑)。

エン*ゲキ #04『絶唱サロメ』

エン*ゲキ #04『絶唱サロメ』

東京公演:2019年10月5日(土)〜10月13日(日)紀伊國屋ホール
大阪公演:2019年10月26日(土)〜10月27日(日)サンケイホールブリーゼ

<プレイガイド先行チケット発売>
2019年6月30日(日)12:00〜7月7日(日)23:59
<一般チケット発売>
2019年7月13日(土)10:00〜

STORY
王女サロメは生きる事に嫌気がさしていた──。
ある晩、国王であり義理の父から向けられる悍ましい視線から逃れるようにテラスへ出たサロメは、煌々と照らされた月空の下で世にも美しい唱声を聴く。
地下牢に幽閉されていた声の主・ヨカナーンは、唱う言葉が次々と現実のものとなる不思議な力を持っていた。
妖艶な魅力に取り憑かれるように惹かれていくサロメは、いつしかヨカナーンの存在に生きる意味を見出していく。
しかし、王はそんな二人の関係を赦しはしない。
「あなたと二人、誰もいない遠い所へ行くの! 見渡す限り地平線の彼方へ!」
そんな淡く儚い想いを抱くサロメに、ヨカナーンは悲壮な瞳で不思議な力の源と、世界の根幹を揺るがす重大な秘密を打ち明ける。
絶望と希望が交錯する中、二人は”ある約束”を胸に地下牢を抜け出すが……

原案:オスカー・ワイルド
作・演出:池田純矢
音楽:和田俊輔

出演:
ヨカナーン 役:松岡 充

サロメ 役:豊原江理佳
ナラボート 役:納谷 健
首切りナーマン 役:小浦一優(芋洗坂係長)
ラバン 役:吉田仁美
ガブリエル 役:池田純矢

ヘロデ・アンティパス王 役:鈴木勝吾
ヘロディア妃 役:シルビア・グラブ

ほか

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池田純矢(いけだ・じゅんや)

1992年10月27日生まれ、大阪府出身。2006年に「JUNON・スーパーボーイコンテスト」で14歳にして史上最年少準グランプリを獲得。『海賊戦隊ゴーカイジャー』(ゴーカイシルバー 役)、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ(藤堂平助 役)で注目を集める。2015年に自身が脚本・演出を手がける企画「エン*ゲキ」を立ち上げ、第1回公演『君との距離は100億光年』で舞台演出家デビュー。2018年には外部作品『LADY OUT LAW!』にて初めて脚本を提供。近年の主な出演作品には【舞台】『PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice』、『オセロ―』、ミュージカル『HEADS UP!』【映画】『曇天に笑う』【テレビドラマ】『今日から俺は!!』、『トレース~科捜研の男~』などがある。

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鈴木勝吾(すずき・しょうご)

1989年2月4日生まれ、神奈川県出身。2009年に『侍戦隊シンケンジャー』(シンケングリーン / 谷千明 役)で映像デビュー。ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ(風間千景 役)、『ジョーカー・ゲーム』シリーズ(三好 役)をはじめ、近年の主な出演作品には【舞台】『ちょっと今から仕事やめてくる』、ミュージカル『憂国のモリアーティ』、DisGOONie Presents Vol.5『PHANTOM WORDS』、少年社中『トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~』、『LADY OUT LAW!』、エン*ゲキ#03『ザ・池田屋!』【テレビドラマ】『御茶ノ水ロック』【アニメ・ゲーム】『千銃士』などがある。8月に少年社中第37回公演『天守物語』への出演を控える。

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納谷 健(なや・たける)

1995年8月7日生まれ、大阪府出身。劇団Patch所属。劇団公演のほかに、舞台『刀剣乱舞』シリーズ(小夜左文字 役)、舞台『DIVE!!』The STAGE!!(坂井知季 役)、舞台『七つの大罪 The STAGE』(メリオダス 役)、ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ(斎藤一 役)をはじめ、近年の出演作品には【舞台】THE PLAN9 芝居座〜其の参〜『無人島に何か一つ持ってくとしたら、何持ってく?』、『バレンタインデーの夜に ー文豪・川端康成の初恋ー』、梅棒 9th “RE”ATTACK『超ピカイチ!』、舞台『おおきく振りかぶって』、舞台 『煉獄に笑う』などがある。8月に少年社中第37回公演『天守物語』への出演を控える。

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