自分の意思を曲げてはいけない。曲げないことで新しい光が見えてくる
本作は突き詰めていけば、人間の未来の芽を摘み取ろうとするお話でもあるし、そのために人間を監視するという点が、現代の社会を象徴している気もしますが、おふたりが感じたテーマはありますか。
和田 “人間らしさ”と“ルール”ですね。“ルール”があるから“人間らしさ”が生まれ、逆を言えば“人間らしさ”があるから“ルール”が生まれてしまう。このふたつはつねに円を描きながら追いかけっこをしていて、どちらが正解なのか、あるいはどちらも間違っているのかを問いかけ続けていると思います。現代社会ではマイナンバーといったものもそうだと思うのですが、括りを求める一方で、そういった“ルール”から逸脱して自由を求める人もいる。今作ではそういった感覚が表裏を成していると思います。
多和田 僕が感じたのは、信念ですね。“PSYCHO-PASS サイコパス”は“シビュラシステム”に監視されているけど、同時に守ってもらっているとも言えます。だけど、その中で自由に生きようとする信念がないと社会に締めつけられていくから、キャラクターの想いが溢れていくんです。それは現代社会にも通じると思っています。どんな状況でも、自分の意思を曲げてはいけないし、それを曲げないことで新しい光が見えてくることが伝われば嬉しいですね。
まさかこのタイミングで共演するとは……。稽古初日はニヤニヤしていました
お互いの印象はいかがでしょう。面白いのは、ミュージカル『テニスの王子様』で同じ手塚国光 役を演じていらっしゃいますね。
和田 初めて多和田くんと会ったのは、僕が手塚を演じていたときに、僕らの代の卒業パーティーに公演ゲストで来たときですね。そこから共演することはなかったのですが、多くの舞台で名前を見て活躍していることを知っていたし、まさかこのタイミングで共演するとは……。いろいろ感じることがあって、稽古初日はニヤニヤしていましたね(笑)。
多和田 僕も思わずニヤニヤしてしまいました(笑)。琢磨さんは僕の前の代で手塚を演じていらっしゃったので、特別な印象を抱いていましたから。出会ったときは18歳で、右も左もわからなかった。そんな頃に琢磨さんのパフォーマンスを観て、この人のような役者になって、しっかりと跡を継がなければいけないと思いました。琢磨さんの背中をしっかり目に焼き付けて成長したいって気持ちを強く持っていられたから、今回ご一緒できるのが嬉しくて。今作では少しでも成長した姿をお見せしたいです。
和田 もうすでにびっくりしていますよ。最初に会ったときはおどおどしていたように見えたのに、今では誰よりも早く脚本を手から離して台詞を喋るし、すごく変わったんだろうなと思います(笑)。そんな親心を抱いてしまうほど、多和田くんには特別な想いがあります。
多和田 僕らの間には言葉だけでは表しきれない何かがあるんですよね(笑)。
(笑)では、今まで培ってきたお芝居経験を経て、今作で表現してみたいこと、挑戦したいことはありますか。
和田 僕は今まで演じたことのない要素が含まれているので、それを表現したいですね。
多和田 僕が演じる蘭具はオタク的ではあるけれど、一目でそうだとわかるわけではない、難しいバランスを保たないといけない役で、細かいニュアンスを掴みながらトライしていきたいですね。お客様に、今の発言や仕草は「オタクっぽい」と発見してもらえるような役づくりをしていきたいです。
役者をしていると人に優しくなる
今作は、“シビュラシステム”という管理システムから“人間”というものを改めて見つめ直す作品だと感じます。ご自身を役者として見つめ直してみてどう感じていますか。
和田 役者をしていると、人に優しくなります。人を殺す残酷な役も人に殺される悲しい役も、家族を持つ優しい役も、ありとあらゆる役を演じてきました。ひとりの人生では味わえないことをたくさん体験させていただくと、ポジティブな価値観を抱けるようになります。
多和田 それと同時に、どん底な気分も味わうことができる。いろいろな役を演じるからこそ、苦しいときがたくさんあって、それがやがて自分の糧になります。そうすると、実生活でも人や社会を冷静に見ることができるようになりますし、昔なら何にも思わなかったことに感情が動かされることも増えました。役者という職業を選んで良かったと思います。
おふたりにとって役者という仕事はどんな存在になっていますか。
和田 答えがないから好奇心が尽きない存在です。こうしたら正解で完璧だという世界ではないんですね。たとえば家で脚本を読んで、「あのキャラクターはこうやって演じるんだろうな」と思っていても、稽古場でまったく違う雰囲気で演じている役者が目の前にいる。役者をしていると、驚きと発見がたくさんあります。
多和田 僕は自分とは別人にはなれることに快感を覚えます。お客様に拍手をいただくことが自分へのご褒美であり、目の前に新しい扉が開いて、役者としての自分の背中を扉の向こうへ押してもらえる。それに自分ではない何かになれる瞬間があるから、今の自分に満足できなくなるし、どんなに走ってもゴールが見えないからこそ、役者はやめられないですね。
アニメの世界に入っても違和感がないお芝居を
それでは、舞台版を期待している“PSYCHO-PASS サイコパス”ファンの方や初めてご覧になる方へのメッセージをお願いします。
多和田 “PSYCHO-PASS サイコパス”シリーズの舞台版のメンバーとして出演できることが嬉しいです。“PSYCHO-PASS サイコパス”を知っている方も、知らない方にも“PSYCHO-PASS サイコパス”愛を思いっきり伝えたいです。なにより、オリジナルストーリーなので、アニメに負けないように、僕たちが公安局刑事課三係の一員として魅力を発揮して、“PSYCHO-PASS サイコパス”の世界観をさらに広げられるように頑張ります。ぜひ劇場に足を運んでください。
和田 僕たち舞台版オリジナルキャラクターが、アニメの世界に入っても違和感がないお芝居をしたいですね。“PSYCHO-PASS サイコパス”ファンにも舞台版を観たいと思っていただけるように、役を生き抜きたいと思います。劇場でお持ちしています!
ヘアメイク / 小川万理子(raftel)
【募集終了】抽選で2名様に和田琢磨さん&多和田任益さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください
応募期間
※募集期間は終了致しました。
4月15日(月)~4月22日(月)23:59
【応募に関する注意事項】
・厳正なる抽選の結果当選された方には、エンタメステーションTwitterアカウントのダイレクトメールにて後日ご連絡をさせていただきます。エンタメステーションTwitter公式アカウント(@essite_official)のフォローをお願いします。
・プレゼントキャンペーンは予告なく変更・中止することがあります。あらかじめご了承ください。
・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。
※個人情報の取扱いについて
・お客様からいただいた個人情報は、当キャンペーン当選者様へのお問い合わせのために利用いたします。なお、個人情報を当該業務の委託に必要な委託先に提供する場合や関係法令により求められた場合を除き、お客様の事前の承諾なく第三者に提供することはありません。上記をご承諾くださる方のみご応募ください。
「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」

東京公演:2019年4月18日(木)〜4月30日(火・休)日本青年館ホール
大阪公演:2019年5月3日(金・祝)〜5月6日(月・休)森ノ宮ピロティホール
STORY
公安局刑事課三係に所属する監視官の九泉晴人(くせんはると)は、公安局局長・禾生(かせい)からの命で連続殺人事件を捜査することになる。遺体は18ものパーツに細かく切断、そのひとつひとつにナンバリングがされていた。そして、繁華街の路地裏、四箇所に派手に飾り付けるという、いずれも同じ手口で犯行が繰り返されていた。
「どうしてバラバラにしたのか、どうして四箇所に死体をばら撒いたのか、ナンバーを付けた理由は何か」九泉は同じ三係に所属する監視官・嘉納火炉(かのうひろ)や執行官たちと、捜査を進める。被害者の身元を調べていくうち、「中国語の部屋」と名付けられた、とある装置が事件に関わりがあることに辿り着く。
その矢先、街中にバラバラ死体がばら撒かれるという、市民の色相悪化を狙ったサイコハザードが発生。「ヒューマニスト」と名乗る武力闘争組織がテロの犯行声明を上げ、シビュラシステムには重大な欠陥があると批判、さらに大きな事件を予告する。そして、捜査を進める中、公安局内部に裏切り者の存在が浮かび上がる。事件の鍵を握る「中国語の部屋」とは、ヒューマニストの狙いとは、そして、“裏切り者”は誰なのか──。
演出:本広克行
脚本:深見 真
ストーリー監修:Production I.G
制作:ソニー・ミュージックエンタテインメント、ポリゴンマジック
主催:舞台「サイコパス」製作委員会
出演:
九泉晴人 役:鈴木拡樹
嘉納火炉 役:和田琢磨
井口匡一郎 役:中村靖日
蘭具雪也 役:多和田任益
相田康生 役:小澤雄太
後藤田希世:町井祥真
大城奏人:池田純矢
三島慎吾:高橋光臣
目白一歩 役:山崎銀之丞
アンサンブル
瀬尾タクヤ、藤代太一、大曽根敬大、松井友作、春山 翔、岩崎 真、田中 慶、町田尚規、尾尻征大、田中 亮、松岡拓弥、轟 大輝
オフィシャルサイト
Twitter(@psychopassstage)
©サイコパス製作委員会
©舞台「サイコパス」製作委員会
「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」全国62箇所の映画館にてライブビューイング決定!
大千秋楽にあたる、5月6日(月・休)の大阪・森ノ宮ピロティホール公演のライブビューイングが決定した。上映館やチケット料金などの詳細はこちらのサイトにて。
「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」主題歌を“凛として時雨”が担当!
アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』、『PSYCHO-PASS サイコパス2』、さらに劇場版の主題歌も担当している凛として時雨が、舞台用に書き下した新曲「laser beamer」を4月18日(木)に配信リリース。
「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」豪華ボイスキャスト参加決定!
劇中のボイスキャストとして、アニメーション作品『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの常守朱(CV.花澤香菜)、禾生壌宗(CV.榊原良子)、ドミーネーター(CV.日髙のり子)が登場する。
和田琢磨(わだ・たくま)
1986年1月4日生まれ、山形県出身。主な出演作品に【舞台】ミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)、『逆転裁判』シリーズ、『ダイヤのA The LIVE』シリーズ、舞台『刀剣乱舞』シリーズ、『真・三國無双 官渡の戦い』【テレビドラマ】『限界団地』、『僕らは奇跡でできている』、『人生が楽しくなる幸せの法則』【映画】『僕たちの高原ホテル』、『Sea Opening』、『映画 刀剣乱舞』などがある。5月17日(金)には3rd写真集『Love,always』も発売される。
オフィシャルサイト
Twitter(@heazelz)
Blog
多和田任益(たわだ・ひでや)
1993年11月5日生まれ、大阪府出身。主な出演作品に【舞台】ミュージカル『テニスの王子様』(2ndシーズン)、『熱海殺人事件 NEW GENERATION』、ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』、『文豪ストレイドッグス』、『GEM CLUBⅡ』、『野球 飛行機雲のホームラン』【テレビドラマ】『不機嫌な果実』、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』、『RIDER TIME仮面ライダーシノビ』【映画】『ガチバン NEW GENERATION』、『ひだまりが聴こえる』などがある。6月からは舞台『文豪ストレイドッグス 三社鼎立』への出演を控えている。
オフィシャルサイト
Twitter(@hideyatawada)
Instagram(@tawadahideya_official)








