“愛”という形のないものを目の前で観ることができる
前作を拝見して思ったのは、“彼”の“大学生”に対する“愛”がテーマになっていますね。
松田 たしかにそうだと思います。“愛”や“夢”、“希望”は目に見えないですよね。そういった感情は、現実の形に変えることでしか表現できないし、それを信じることで人は生きていくのだと思います。“彼”は“愛”を知っているからこそ、僕は“彼”を実際に演じることで“愛”の意味を教えてもらいました。今作は、“彼”という人間を通して“愛”という形のないものを目の前で見ることができる舞台だと思っています。もちろん、「“愛”とはこうだ」と断定できる実証はできませんが、“彼”を演じることで、それに近い証言ならできると思っています。
小早川 先ほど“彼”が羨ましいと言った答えは、松田さんがおっしゃったことに近いような気がします。「これが“愛”」という確信を持って言うことは難しいのに、“彼”はそれを感じたわけですよね。そうして“彼”の閉ざされていた心が開いていく。“愛”は完全に理解できないから論理的に語れないはずなのに、“彼”を演じると思わず“愛”を論理的に説明できる時が生まれて、その瞬間に鳥肌が立ちましたね。“彼”が言葉を発していけば“愛”が生まれるまでの軌跡を体感することができると思います。
おふたりは今作で初めて同じ舞台に立ちますね。
松田 まだ、今日のような取材や、稽古の入れ替わりですれ違うことが何度かある程度ですが、小早川くんは、本当に顔が綺麗だと思う。
小早川 えっ!?(笑)
松田 やんちゃに見える性格とミスマッチだから余計にそう感じるのかな。
小早川 そんなことないです(笑)。「松田さんはすごい」という評判を聞いていたとおり、目を引く雰囲気がありますし、男としてかっこいいですね。それから、浮世離れしていて、松田さんの周りには「ここは日本ではなくノルウェーあたりかな」と感じてしまう空間ができています。
松田 嘘でしょ(笑)。
小早川 ホントですよ(笑)。お会いするといつもドキッとします。稽古場のロビーですれ違ったときに、緊張して思わず挨拶もできずに見送ってしまいましたから。
“彼”を演じると人生が変わる
ここまで熱いお話を伺っていると、おふたりはこの作品で役者として大きく変わっていかれるような気がします。
松田 “彼”を演じると人生が変わりますね。RPG(ロールプレイングゲーム)にたとえると、レベル5の人間がいきなり100にまで到達してしまう状態になります(笑)。漫画『ドラゴンボール』の“精神と時の部屋(1日で1年の年月が経つ部屋)”ではないけれど、一瞬にして圧倒的な対価を持ち帰ることができるのか、作品に「お前はまだまだ」と言われるか、“ふたつにひとつ”なんです。どちらにしても、この作品を通して芝居が自分の世界を広げてくれます。実際にこの作品に携わって、千秋楽の次の日の朝には、僕という人間がまったく変わってしまうぐらいの衝撃がありましたから。
小早川 たしかに、稽古の最終週の大変さが、1週目から訪れているような気がします。稽古の間に、密室の中でずっと会話を続けられる体力や読解力、集中力をアップさせたいですね。この作品に寄り添って、今作を経験すれば、どんな作品にも立ち向かえるパワーをもらえると思います。
5年後、10年後でも今作のことを思い出してもらえるように
それでは最後に、ここまでおふたりの気持ちを滾らせた作品の魅力を読者に伝えていただければと思います。
小早川 稽古はまだ中盤ですが、こんなに体も心も擦り切れるのに、エネルギーが湧き出てくることが新鮮で、それほど“労力”と“愛”を持って作品に触れているので、初日が開いて本番が終わるまで、お客様にこの舞台の楽しさを提供し続けられると信じています。初日には海辺に近い劇場の“横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール”とカナダのモントリオールの町並みがリンクするような舞台にしたいですね。
松田 この作品は必ずしも悲劇ではないと思うんです。ですから、〈Blanc〉と〈Cyan〉の8人の役者が本気になって演劇をつくると、こんなにも温かい感動の待っている作品が生まれることを見逃さないようにして欲しいです。5年後、10年後でも今作のことを思い出してもらえるように、お客様を後悔させない舞台にするつもりなので、ぜひ劇場に足を運んでください。
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※賞品はお選びいただけませんので予めご了承ください
応募期間
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4月11日(木)~4月18日(木)23:59
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・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
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舞台『Being at home with Claude 〜クロードと一緒に〜』
2019年4月13日(土)〜4月28日(日)横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
※4月13日(土)・4月14日(日)はプレビュー公演
※15歳未満入場不可(映画のR-15と同程度のセクシュアルな表現があるため)

STORY
1967年カナダ・モントリオール。裁判長の執務室。
殺人事件の自首をしてきた「彼」は、苛立ちながら刑事の質問に、面倒くさそうに答えている。男娼を生業としている少年=「彼」に対し、明らかに軽蔑した態度で取り調べを行う刑事。部屋の外には大勢のマスコミ。
被害者は、少年と肉体関係があった大学生。
インテリと思われる被害者が、なぜ、こんな安っぽい男娼を家に出入りさせていたか判らない、などと口汚く罵る刑事は、取り調べ時間の長さに対して、十分な調書を作れていない状況に苛立ちを隠せずにいる。
殺害後の足取りの確認に始まり、どのように二人が出会ったか、どのように被害者の部屋を訪れていたのか、不貞腐れた言動でいながらも包み隠さず告白していた「彼」が、言葉を濁すのが、殺害の動機。
順調だったという二人の関係を、なぜ「彼」は殺害という形でENDにしたのか。
密室を舞台に、「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」とは。
原作:ルネ=ダニエル・デュボワ
翻訳:イザベル・ビロドー/三宅 優
総合演出:田尾下哲
上演台本・演出:保科由里子
プロデュース:三宅 優(Zu々)
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
出演:
〈Blanc〉
松田 凌
石橋 祐
福澤重文
鈴木ハルニ
〈Cyan〉
小早川俊輔
根本正勝
川野直輝
澤田拓郎
オフィシャルサイト
Twitter(@withClaude)
松田 凌(まつだ・りょう)
1991年9月13日生まれ、兵庫県出身。2012年、初出演舞台ミュージカル『薄桜鬼』斎藤一篇にて初主演を務める。主な出演作品に【舞台】『Messiah メサイア』シリーズ、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』、『男水!』、『99才まで生きたあかんぼう』、『舞台「野球」飛行機雲のホームラン』、少年社中『トゥーランドット~廃墟に眠る少年の夢~』【テレビドラマ】『仮面ライダー鎧武/ガイム』、『男水!』、『ラブラブエイリアン2』【映画】『Messiah メサイア-漆黒ノ章-』、『ライチ☆光クラブ』、『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズ、『ONLY SILVER FISH』などがある。5月には舞台『+GOLD FISH』への出演を控えている。
小早川俊輔(こばやかわ・しゅんすけ)
1993年10月12日生まれ、大阪府出身。主な出演作品に【舞台】『飛龍伝』、ミュージカル『テニスの王子様』(3rdシーズン)、『白痴』、『銀河英雄伝説 Die Neue These』【テレビドラマ】『私のおじさん〜WATAOJI〜』、『広告会社、男子寮の おかずくん』などがある。5月には舞台『「銀河英雄伝説 Die Neue These」~第二章 それぞれの星~』への出演を控えている。
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