Interview

崎山つばさが思う、舞台初主演の心構えとは? 舞台「幕末太陽傳 外伝」で喜劇に立ち向かう彼の飽くなきチャレンジ精神

崎山つばさが思う、舞台初主演の心構えとは? 舞台「幕末太陽傳 外伝」で喜劇に立ち向かう彼の飽くなきチャレンジ精神

壁にぶち当たって立ち向かっていくからこそ、生きている実感が湧く

川島雄三さんは45歳という若さで亡くなりますが、ものすごい量の作品をつくられた印象があります。崎山さんも、テレビ、映画、舞台、歌手活動、それから2nd写真集も発売されたりと多忙を極めます。川島さんと同じように崎山さんを表現に駆り立てるものはありますか。

なにより応援してくれる人ですね。それが自分自身を表現に向かわせているのだと思います。新しいことをすれば恥もかくし、失敗すれば、純粋に「嫌だな」と思うこともあるのですが、僕の人生にとってはそういうすべてが大切で。壁にぶち当たって立ち向かっていくからこそ、生きている実感が湧くんです。もちろん、上手にできたときは嬉しいのですが、それより新しいことに挑戦することへの恐怖や不安があったほうが前に進む原動力になっています。

それぞれの表現でご自身のポジションは違うものですか。

“崎山つばさ”という“円”を想像して欲しいのですが、その中にジャンルによって形の違う“崎山つばさ”がいるかもしれないですね。“四角”や“三角”、あるいは“星形”と使い分けて、つねに柔軟であろうとしています。つまり、僕の表現していることが、音楽からお芝居、お芝居から映画、またはその逆へと、ジャンルを超えて、繋げて活かしたいという思いがあります。

そこまで崎山さんに表現したいと思わせる原体験はあったのですか。

もともとはモデルをしたくて事務所に入って。そこから、テレビや映画でお芝居をしたい思いが芽生えたのですが、その中でも舞台というジャンルはまったく意識していませんでした。けれど、初めて舞台を観たときに、現実離れをしているという“違和感”が新鮮だったんです。たとえば、ローマを舞台にしている映画であれば、感情移入してローマに行くこともできますが、そこにはスクリーンが媒介していますよね。ただ、舞台なら、手を伸ばせばローマの世界が届きそうなほど近くにある。役者の汗が飛んでくれば、息遣いも感じるし、それは僕にとって新しい経験で。そこから舞台に出演したいと思ったんです。

たとえば、舞台俳優として貴重な経験ができた作品はありますか。

たくさんありますが、今挙げるとすれば、『孤島の鬼』(15)でしょうか。舞台は大成功で、言葉に言い表せない幸福感に包まれました。ただ、原作が江戸川乱歩だったので、独特の言葉遣いの言い回しでよく噛んでしまった。僕は負けず嫌いなせいかそれが本当に悔しくて(笑)。とにかく、モヤモヤとした気持ちと成功したという喜びが同時に存在した舞台で記憶に残っています。

役者として続けていけると思った瞬間はありますか。

確実にお伝えできるものはないんですよ。強いていうなら、とある舞台でお客様からもらったお手紙ですね。今の時代に手紙を書くことはあまりないですし、読むこともないですよね。舞台ならではの習慣かもしれませんが、ファンの方から直筆のお手紙をもらって、そこに書かれた感想に背中を押される気持ちがして、「舞台はいいな」と思ったんです。もちろん、板の上でたくさんの反応を直接感じる楽しさもありますが、僕にとってはお客様にいただいたお手紙が大きな影響を与えてくれました。

役者をしたくて生きているから諦めたくはない

役者・崎山つばさとして現在のポジションをどのように感じていますか。

まだまだ道半ばで、このまま役者としていられるのかと自問自答している自分がいます(笑)。役者という世界は本当に長い道のりだと思います。ただ、僕の選んだ世界だし、このお仕事をしたくて生きているから諦めたくはなくて。自分の歩むべき道があるとしたら、それを信じてこれからも進んでいきたいです。己を過信する必要はないけれど、自信を持ったほうがいいと思っているので、適度な自信を持ちながら、これからも頑張っていきたいですね。

初座長という大役を経て、公演後どうなりたいですか。

わからないですね(笑)。作品ごとに座長を見つめてきましたが、それぞれにスタイルがあるし、作品の雰囲気や空気感も変わるから、あえて言うとすれば、「この人みたいになりたい」と周りから思われる役者を目指したいです。

自分が挑戦していることを間違っていないと信じて

崎山さんの旺盛な活動を見ていると、これから先、川島雄三やフランキー堺のように、崎山さんの仕事に憧れる若者が増えてくると思います。

この仕事に限らず、自分を肯定してあげることが大切だと思うし、自分が挑戦していることを間違っていないと信じたい。だから、もちろん周りの意見も大切ですが、なによりも個性を大事にして欲しい。自分のやりたいことは、自分にしかできないことだから、その思いは自分だけの発見だと信じて、みんなもいろいろチャレンジして欲しいです。

それでは、最後に見どころをお願いいたします。

舞台から『幕末太陽傳』という原作を知る方もいらっしゃるでしょうし、昔から映画が好きだという方もいらっしゃると思っていて。だからこそ、「舞台化して良かった」と感じていただきたいし、幕末を生きるひとりの人間としてしっかりと生きようと思っています。思いっきり笑って帰っていただける舞台にしますので、楽しみにしていてくださいね。


【募集終了】抽選で1名様に崎山つばささんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

4月1日(月)~4月8日(月)23:59


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・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
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舞台『幕末太陽傳 外伝』

2019年4月18日(木)~4月28日(日)三越劇場

原作:映画『幕末太陽傳』 ©日活株式会社
監督:川島雄三
脚本:田中啓一、川島雄三、今村昌平
脚本・演出:なるせゆうせい

出演:
崎山つばさ
愛原実花
蒼木 陣
磯貝龍虎
入江甚儀
鐘ヶ江洸
久下恵美
向野章太郎
小坂涼太郎
小松準弥
津田英佑
中野あいみ
野添義弘
林明寛
丸山優子
三浦海里
武藤十夢

(五十音順)

オフィシャルサイト
Twitter(@taiyouden_stage)

崎山つばさ(さきやま・つばさ)

1989年11月3日生まれ、千葉県出身。ミュージカル『刀剣乱舞』石切丸 役で注目を集め、2019年も同シリーズの「三百年の子守唄」に出演。主な出演作として【舞台】『CHaCK-UP』シリーズ、ミュージカル『Dance with Devils』、『ROCK MUSICAL BLEACH』~もうひとつの地上~、『錆色のアーマ』、『孤島の鬼』、『煉獄に笑う』、『クジラの子らは砂上に歌う』、『御茶ノ水ロック』【テレビドラマ】『アルジャーノンに花束を』、『お茶の水ロック』などがある。俳優と並行して音楽活動も行っており、2017年に“崎山つばさ with 桜men”名義でシングル「月花夜」でデビュー。最新作は1stアルバム『UTOPIA』。また、3月に公開された映画『クロガラス1』と『クロガラス2』で初主演を務めているほか、2nd写真集『THE RAW』(講談社)も発売された。

オフィシャルサイト

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