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レオンとクレア再び!『バイオハザード RE:2』一歩を踏み出す怖さの理由

レオンとクレア再び!『バイオハザード RE:2』一歩を踏み出す怖さの理由

転んでもただでは起きないゾンビにご用心

シリーズの経験者であれば真っ先に、変化したゾンビの耐久力の高さに驚くはずだ。『バイオハザード2』では初期装備のハンドガンで3、4発ほど当てれば倒すことができたが、本作ではヘッドショットを4発以上決めても倒れずにこちらへ向かってくるほどの強靭さをまじまじと見せつけてくれる。いつからか、“出てくるゾンビはすべて倒すもの”と認識していたが、よくよく考えてみれば、弾切れを考慮しつつ状況に応じてスルーするという『バイオハザード』シリーズならではの動きかたを思い出させてくれるゲームバランスになっている。

▲至近距離で撃っているにも拘らず、フラッとよろめく程度で立ち上がってくるゾンビたち。ふだんはゆっくりした動きだが、見つかると急ぎ足で向かってくるのもまた怖い

射撃武器の節弾や弾切れ時に活躍するサバイバルナイフにも耐久値が設けられており、ゾンビを勢いよくシャッシャと切りつけていると使い物にならなくなるという要素も付け加えられている。蛇足に思われるかもしれないが、これもまたサバイバルホラーらしさを押し出す演出の一環だと思えば、なるほどと納得できるのではないだろうか。
今作は弾薬や回復アイテムの枯渇に悩まされることも多く、その焦りがさらに緊迫感を誘うが、シリーズ恒例のハーブをかけあわせて治癒アイテムにすることはもちろん、配合することで弾薬を生成できるガンパウダーの使い所も計算に入れながらプレイしなければならない。

▲ゾンビに掴まれても、サバイバルナイフを持っている場合はグサッと刺して緊急回避することができる。手榴弾の場合は口のなかにグイと突っ込んで爆発させるという荒業も

▲新アイテムの”木材“は、ガラスが破れた窓に向かって使うだけでゾンビの侵入を防ぐことができる便利な品。頻繁に通るルートには積極的に使いたい

PlayStation®ではなくドリームキャストで『バイオハザード2』を初めて遊んだのが約20年まえのことだ。ゾンビの配置や謎解き、効率の良いルートを断片的に思い出しつつ、頭のなかでああでもないこうでもないと言いながら本作をプレイしたが、結果としてそれは”無駄“であることに気づいた。警察所内のロビーに鎮座している女神像や、レオンの初勤務を祝福するオフィスといった内装はたしかに懐かしさを感じさせてくれるが、ゾンビの配置や謎解きはほぼ一新されており、“知ってるのに知らない”という奇妙な新鮮味を感じながら遊ぶことができた。クリアタイムによって特典武器が入手できるというやり込み要素のタイムアタックや、関西弁を喋る豆腐がゾンビたちの襲撃をかいくぐりながら脱出を目指すというミニモードの“The豆腐Survivor”など、『バイオハザード2』らしいオマケ要素もエッセンスとして受け継がれているほか、ラクーンシティで命を落とした犠牲者たちのifを描いた無料のダウンロードコンテンツ “THE GHOST SURVIVORS”も2月15日に配信予定とのことで、まだまだ遊び尽くすことができそうだ。次回の記事では、レオンとクレアそれぞれをピックアップし、プレイスタイルやホラー度合いの違いをご紹介しよう。

フォトギャラリー

■タイトル:バイオハザード RE:2
■メーカー:カプコン
■対応ハード:PlayStation®4、Xbox One、PC(Steam®)
■ジャンル:サバイバルホラー
■発売日:発売中(2019年1月25日)
■価格:オフィシャルサイトにてご確認ください
※CEROレーティングDの通常版は17歳以上推奨、『Z VERSION』は18歳以上のみ対象


『バイオハザード RE:2』オフィシャルサイト

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