esゲーム記事執筆陣が総力でおすすめする【2018 ベストゲーム3選】  vol. 7

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短時間でも楽しめる!おすすめゲーム3選

短時間でも楽しめる!おすすめゲーム3選

3. 音楽ゲームとシューティングゲームの融合?!『オンゲキ』

セガ・インタラクティブ / アーケード / 音楽ゲーム
オフィシャルサイト

ドラム式洗濯機型筐体が目を引く『maimai』や、物理デバイスを撤廃したタッチセンサー式の『CHUNITHM』など、奇抜なデザインと斬新なアイディアを盛り込んだアーケード用音楽ゲームを手がけてきたセガ・チュウマイチームによる第3弾が、この『オンゲキ』だ。
ニコニコ動画でも人気のあるアニメソング、ボーカロイド曲、東方アレンジ曲をはじめ、『maimai』と『CHUNITHM』でも使われたオリジナル曲など、“ごった煮感”にも思える選曲リストの数々は、いかにもチュウマイチームによるゲームとなっている。ゲームのシステムとしては、画面上に流れてくるノーツに対応したボタンを押してアクションするという音ゲーの基本的ルールはそのままに、レバーでプレイヤーキャラクターを操作し、譜面上にある攻撃弾を左右に避けながら進むというシューティングゲーム的な要素が加えられているのが大きな特徴だ。

▲省スペースながらゲームセンターの店内でも目を引くスタイリッシュな筐体デザインは、初めて見るプレイヤーにインパクトを与える。画面が横ではなく縦である点は、ゲーム画面を広く認識できるだけではなく、シューティングゲーム対応といえるだろう

▲基本的には右手または左手でキャラクター操作用のレバーを持ちながら、もう片方の手で赤緑青のボタンをパチパチと押し、ときには左右の壁ドンボタンを握り拳で叩く。タッチセンサーのみというシンプルな『CHUNITHM』とは真逆の作りになっているのが特徴的だ

▲ゲームルールはストーリーモードに登場するキャラクターたちとの対戦形式となっており、キャラクターごとの担当曲や持ち曲を選曲し、ノーツを綺麗にさばくことで相手にダメージを与え、楽曲が完走するまでにライフをゼロにすれば勝利。ストーリーを進めるにつれ、対戦キャラクターと楽曲も増加していく

毎年2月に幕張メッセで開催されているアーケードゲームの展示会“JAEPO(Japan Amusement Expo)”のセガブースにて、このゲームを初めて目にしたときは、「なんだか複雑そうだな……」という第一印象だった。しかし、数プレイほど試遊するとそのイメージは払拭され、レバーを動かしながらボタンを叩いてノーツをさばいていくことが快感になり、「これは間違いなくハマる!」と面白さを確信。
これまでに遊んできたさまざまな音楽ゲームのどれにも似つかない独自性の高さは、文字どおりの新感覚。その魅力にすっかりと取り憑かれてしまい、後ろ髪を引かれる思いで筐体から離れたことをよく覚えている。それゆえ、秋葉原のクラブセガで実施された先行プレイのロケテストには何度も足を運び、本稼働を心待ちにしていた。そして、実際にゲームセンターでの稼働が始まってからは、純粋に音楽ゲームとしてのプレイを繰り返しながら、楽曲を増やすことだけにただ集中し、財布から100円玉が次々となくなっていった……。

▲キャラクターにはそれぞれ有利・不利な属性が割り当てられているので、対戦相手に応じてプレイヤーキャラクターに入れ替えたり、または経験値を積んでレベルアップさせるといった仕組みは、まるでスマートフォン用ソーシャルゲームのよう。プレイヤーキャラクターの入手方法は楽曲クリアで得られるジュエルを相当数と引き換えのほか、カードメイカーで実課金購入することもできる

楽曲解禁のなかには数多くのジュエルを必要とするものや、プレイヤーキャラクターのランクがノーマルではとても太刀打ちできないような対戦キャラクターが登場するなど、「そこまでソシャゲっぽくしなくても……」と思わず突っ込みたくなる部分もあるが、音楽ゲームの要素や面白さがしっかりしているので、溜飲を下げることもしばしば。『maimai』の次作として発表された『maimai でらっくす』の続報に期待しつつ、もうしばらくはレバーを左右に振り、ボタンをパチパチと押す日々が続きそうだ。

©SEGA


ゲームで遊ぶ時間が取りにくいなか、短時間でも満足して楽しめるゲームとして、この3タイトルを2018年のベストゲームに選出し、紹介させていただいた。『フォートナイト』の爆発的なブームを寝不足という形で身を持って経験できたし、局所的とはいえ、SNSで『BLACK BIRD』というタイトルを目にしない日はなく、また『オンゲキ』はゲームセンターに通う楽しみをひとつ増やしてくれた。
2019年は、『バイオハザード RE:2』、『キングダム ハーツIII』、『SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE』、『シェンムーIII』といった日本のゲームメーカーによるソフトがラインアップを予定している。もちろんこういったタイトルにも期待しつつ、新たなバトルロイヤルゲームの登場や、中小メーカーとインディーズの盛り上がり、そしてセガのゲキ!チュウマイチームによる新作『maimaiでらっくす』をはじめとするアーケードゲームの進展など、多方面に注目していきたい。

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