Interview

BiSH 「GOD EATER 3」の世界観を反映した壮大で疾走感のある世界。3人のメンバーが語る、“圧倒的なBiSH”を見せた作品の内容とは。

BiSH 「GOD EATER 3」の世界観を反映した壮大で疾走感のある世界。3人のメンバーが語る、“圧倒的なBiSH”を見せた作品の内容とは。

最初はモノクロなんですけど、後半に色がついていくのすごい面白いし、MVならではの表現があって視覚でもすごく楽しめるなって思いましたね(モモコグミカンパニー)

そして、MVがまたすごい重厚さがありますね。

ハシヤスメ・アツコ ハイ。26人のストリングス隊とバンドが入って、合計30人の方が参加してくれてます。

アユニ・D 今回、「オーケストラ」「My landscape」を撮ってくださった監督(大喜多正毅)で、BiSHのことをすごいよく知ってくれてる方で、MVでも圧倒的なBiSHを見せたいって気持ちでやってくれてたんです。だとしたら、海外とかもっと激しい場所と考えるかもしれないんですけど、でもそれだと背景が圧倒的なだけで、BiSHの存在を見せれてるわけじゃない。だから、砂の上だったり洞窟の中で撮影したんです。あと、難しいダンスもいっぱいしてるので、今までになくダンスシーンが入ってるんです。初めての試みがたくさん詰まってます。

モモコグミカンパニー 最初はモノクロなんですけど、後半に色がついていくのすごい面白いし、MVならではの表現があって視覚でもすごく楽しめるなって思いましたね。

BiSHって原点に戻って、BiSHを表せたらいいなと思って書きました(アユニ・D)

では、カップリング「S・H・I・T」の話題に移りましょう。ハードなロックチューンですが、アユニさんが作詞が担当されてます。歌詞はどんなイメージで作っていったんですか。

アユニ・D この作詞の前に、PEDROって自分のソロの活動して、ミニアルバム7曲の全部作詞をしたんです。それは自分が好き放題書いたので、それは一旦閉じ込めて書いてみようったんです。BiSHって原点に戻って、BiSHを表せたらいいなと思って書きました。Aメロは今のBiSHが出てて、BiSHを知ってる人には、確かにそうだなって思ってもらえるし、初めて聴いてくれる方には、BiSHってこういうグループなんだって伝わると思います。

改めてのBiSHの自己紹介的な曲だと。

アユニ・D そうですね。こういう曲がなかったなと思って書いてみました。

モモコグミカンパニー この曲は「stereo future」とは対照的な曲だなって。最初、メンバー全員それぞれ歌詞を書いてアユニのが選ばれたんです。BiSHのゴチャッとした感じも出てて、でもライブでも盛りあがる曲にしてくれていいなと思いました。“ここが居場所さ”っていうのは、ソロプロジェクトをしたからこそ芽生えた気持ちで、メンバー全員そう思ってるんじゃないかなって。帰ってくるところはBiSHみたいな。だから、感情移入しやすい歌詞だなと思いました。

ハシヤスメ・アツコ 最初、歌詞読んでて“六人十色”って出てきて、おや?と思ってどんどん進んでいくうちに、やっぱこれBiSHのことじゃない?って思ったんです。うれしいですよね、BiSHの自己紹介的な歌詞がこのタイミングでできるのって。しかも今のツアーで、“美醜繚乱”って横断幕が出てくるんですけど、そのフレーズが“醜くて美しくて”とか歌詞の中に出てきて、今だからこその曲だなって。よきタイミングでこの曲できたな、すごいなって。めちゃ幕張が楽しみになりました。

“THE NUDE”なので、一皮二皮剥けた”THE NUDE”になれたらいいですね(ハシヤスメ・アツコ)

では、10月からスタートした全国ツアーのファイナル公演となる、12月22日の幕張メッセでの『BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL “THE NUDE”』は、どんなライブになりそうですか。

ハシヤスメ・アツコ 初めて、ホールツアーをやってみて、いろんなものを得てるんですよ。ファンの人からエネルギーをもらったり逆にあげたり、そのときに生まれる感情だったりいっぱい自分の中でありますね。このツアーで学べたものを、幕張で活かしたいですね。確実にBiSHの絆が深くなってるし、絶対にいいものになるってホールツアーを通じて確信してます。”THE NUDE”なので、一皮二皮剥けた”THE NUDE”になれたらいいですね。

モモコグミカンパニー 今回のツアーで、いろんな仕事、年齢の方がBiSHのライブに来てくれてて、今BiSHのお客さんはこういう人って限定できないんですよ。それって面白いことだなって。音楽が好きとか今を一生懸命生きてる人が足を運んで来てくれてるわけで、お客さんだけでもエネルギーが強いんで、幕張で2万人規模が集まったら、どんな景色が待ってるんだろう、どんな空間になるんだろうっていうのが楽しみです。ちょっと興味がある人も、来てくれるだけでエネルギーもらえると思うので、ぜひ足を運んで来てくれたらいいなと思います。

アユニ・D BiSHで一番規模の大きい会場でどうなるかわからないし、なんで”THE NUDE”なのか私たちもはっきりわからないんです。でも、BiSHはツアーを重ねるごとに最初とツアーファイナルで全然違うものになるんです。私たちでも成長してるのを実感するので、今回のツアーでも積み重ねを集大成を幕張で見せられたらいいなと思います。

モモコグミカンパニー あと、初のストリングスの入ったバンドでやるんですけど、「プロミスザスター」とか「stereo future」とかそういう曲が好きだって人も、生のストリングスで聴くのは滅多にないことだし、そのときしか聴けない音があるかなと思います。

それは楽しみですね。では、話題を変えて、みなさんが最近好きなこと、ハマってることを聞かせてください。

アユニ・D 今、ベースがすごい好きです。仕事で始めたものを大好きなものにできてるって、自分的にも初めてでうれしいし、楽器って楽しいなって思います。

やっぱり、ソロをやったのは大きかったですか。

アユニ・D 大きかったです。正直、今まで音楽の楽しさとかすごさ大変さをあまりわからずBiSHをやってたんです。でもソロをやって、音楽がゼロからできてみなさんの耳に届くまでを全部知れて、こんなに楽しいんだって面白さがすごいわかって、今すごく音楽が好きです。

ライブでは、田渕ひさ子さんも参加されてましたね。

アユニ・D ハイ! 田渕さん世界で一番大好きです(笑)。

ソロで、自分の世界開けた感覚ありますか。

アユニ・D ほんとに開けましたね。つくづく思います。

好きなベーシストとかできました?

アユニ・D ZAZEN BOYSのMIYAさん、なかけんさん(中尾憲太郎)もすごい尊敬してます。今さらですけど、ナンバーガールのDVDとか買い漁ってもう大好きです。

モモコグミカンパニー 私は、ちょっと前に知恵袋のアプリで他人の悩みを探ってみるってことにハマってました(笑)。私も結構悩むことが多くて、同じ悩みの人を探してたんですよ。でも、ふっと悩むのって生きてるからできることだし、自分の心と向き合って悩んでる人がこんなにいるんだと思ったら、悩みって贅沢だなと思えたんですよ。そしたら、悩みを見るのが面白くなって来て、ずっと見てました(笑)。

ハシヤスメ・アツコ 最近は、スカーフっていいなと思いました。

モモコグミカンパニー 巻いてるよね、最近。

ハシヤスメ・アツコ うん。洋服を着てて、シンプルな服をどう華やかに見せるのかってときに、帽子もいいけどスカーフもありなんじゃないかなって思ったんです。この間、全身グレーの服で、スカーフを巻いただけですごい華やかになったんです。そのときに、正解が見えた気がしました。10月くらいからスカーフをいいなと思い始めて、今日も買いに行こうかなって思ってます(笑)。冬でマフラーの時期ですけど、スカーフ集めてみたいです。

まだロックシーンには溶け込めてないのを実感したので、楽器を持たないパンクバンドって名にかけてがんばりたいです(アユニ・D)

では、最後にBiSHで来年やってみたいことを聞かせてください。

アユニ・D 今年、いっぱい夏フェス出させていただいたので、来年もぜひ出たいです。今年は、私たちのことを知らない人たちがほとんどで、まだロックシーンには溶け込めてないのを実感したので、楽器を持たないパンクバンドって名にかけてがんばりたいです。

モモコグミカンパニー 今年、メンバーみんないろいろ好きなことをできたり、活動の幅が少し広がった気がしたんですよ。私は本を出版させてもらって、稚拙な文章だったかも知れないけど、言葉が好きだなって思えたので、来年も書いたりできたらいいなと思います。

ハシヤスメ・アツコ 今年は、メンバー個々でもBiSHとしても新しいことがいっぱいできたので、来年も新しいことあるといいなと思いますね。新しい仕事って常にワクワクするし、うれしいんですよ。例えば、新たなフェスに呼ばれたらうれしいですし。なので、来年も新しいことに挑戦できるBiSHでいたいと思います。

その他のBiSHの作品はこちらへ

ライブ情報

BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL “THE NUDE”

2018年12月22日(土)  千葉 幕張メッセ9・10・11ホール

2019.01.10神奈川CLUB CITTA’からスタートする『Going Going WACK TOUR』に出演!
詳細はBiSHオフィシャルサイトWACKオフィシャルサイトで。

BiSH

アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dからなる楽器を持たないパンクバンド。2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。今夏、全国大型フェスへの多数出演を経て、2018年10月から開催された初の全国ホールツアー「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR」を中野サンプラザ公演からスタートさせ、更に、12月22日には幕張メッセ9・10・11ホールにて史上最大2万人規模の単独ワンマン公演「BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL “THE NUDE”」を行うことが決定している。

オフィシャルサイト
https://www.bish.tokyo

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