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『レッド・デッド・リデンプション2』自由すぎる西部劇世界の魅力

『レッド・デッド・リデンプション2』自由すぎる西部劇世界の魅力

遊びかたも生きかたもとにかく豊富

極悪人から善人にまでなれる本作ですが、善悪の二択だけでないプレイの幅広さも魅力です。プレイヤーはギャングの一員として血生臭い世界を生きていくことになりますが、遊びかた次第では賞金稼ぎにも、狩人にも、自由奔放な遊び人にもなることができるのです。

特定のキャラクターに話しかけるなどしてミッションがスタートすればある程度行動範囲は絞られますが、ミッション以外の時間は基本的に何をしてもよく、本作の世界には豊富すぎるほどの遊びかたが用意されています。

▲西部劇の定番とも言える賞金首探しを行うこともできます。賞金首ごとに個性があり、捕まえる前後に発生する会話の内容もさまざまです

ギャングが主人公のクライムアクション、と言えば銃弾が飛び交うバイオレンスな世界が連想され、本作のメインストーリーはまさにそのとおりの内容なのですが、そのイメージとはまったく異なる遊びかたもできます。たとえば、本作の世界には野ウサギから熊、あるいはまだ絶滅していないバッファローなど、多くの野生動物が存在します。これらの動物を狩り、その肉や皮を集める狩人プレイもでき、しかもこれがけっこう面白いのです。

▲イーグルアイという機能を使えば、動物の足跡や手がかりを発見することができ、それをもとに動物を追跡することができます

▲動物の死体に近づいてただアイテムを入手するのではなく、しっかり皮を剥ぐ描写まであるのがすごいところです。なお、皮を剥ぐ作業まで操作する必要はなく、ボタンひとつで綺麗に剥ぎ取ってくれます

▲動物から取れる素材を集めれば、衣装などのアイテムを作成できます。良質の素材を手に入れるには一撃で仕留める必要があるなど、リアルに狩りのテクニックが求められるのもやり込みがいがあります

町の外で楽しめる寄り道が狩りならば、町のなかや駅で楽しめるのがギャンブルです。ポーカーやブラックジャックといったカードゲームから、手を広げて指のあいだにナイフを突き立てていくフィンガーフィレット、あるいはドミノなど、さまざまなゲームが用意されており、それぞれゲーム内の所持金を賭けて勝負することができます。

▲学生時代には鉛筆などでやったものですが、ナイフを勢いよく突き立てていく様子はゲームながらハラハラしてしまいます。ボタンを押し間違えてナイフが指に刺さったときのリアクションもなかなかに痛そうで、意外と緊張するゲームです

▲手札の2枚と場に出ている共有のカード3枚で役を作っていくポーカーも、やり始めると止め時を見失ってしまう面白さがあります

▲ドミノと言えば倒すものというイメージでしたが、本作では本来の遊びかたでドミノをプレイできます。なじみのないゲームだったのでルールの把握に時間がかかりましたが、初めて知るゲームでの戦いかたを考えるのも面白いものです

ここで挙げたものは本作に詰め込まれた遊びの一部でしかなく、ほかにも釣りやタバコのおまけに付いてくるカード集め、宝さがしなど、プレイできる要素はとにかく豊富に用意されています。少しゲームを進めればオープンワールドゲームのお約束である、寄り道が楽しすぎて本編が進められない現象が発生することは間違いありません。

次回の記事では、メインストーリーで描かれるギャングたちの生き様、進むにつれてプレイヤーを強く引き込む物語、本作にリアリティを与える映像表現について触れていきます。グラフィックの単純なリアルさも特筆ものですが、その見せかたもまた見事なのです!

フォトギャラリー

■タイトル:レッド・デッド・リデンプション2
■メーカー:ロックスター・ゲームス
■対応ハード:PlayStation®4/Xbox One
■ジャンル:アクションアドベンチャー
■発売日:発売中(2018年10月26日)
■価格:オフィシャルサイトでご確認ください。


『レッド・デッド・リデンプション2』オフィシャルサイト

© 2018 Rockstar Games, Inc.

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