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迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

シリーズ集大成の『世界樹の迷宮X』

アトラス/ニンテンドー3DS/3DダンジョンRPG/発売中/パッケージ版、ダウンロード版ともに6,480円+税

オフィシャルサイト

冒険者として迷宮を探索する『世界樹の迷宮』シリーズ最新作の『世界樹の迷宮X(クロス)』。ニンテンドー3DSで発売される最後のシリーズ作品ということもあり、これまでのシリーズの要素を取り入れた決定版となっています。今回は、レムリアという孤島が舞台。冒険者である主人公(プレイヤー)は、王女からのミッションを受け、この地に眠る秘宝を探すことになります。

▲レムリアの全域マップ。ここから迷宮や拠点を選んで移動します。やはり地図があると地域の雰囲気がつかめるので、リアリティーが増しますね。意外にも、こういったワールドマップはシリーズ初!

冒険のまえにギルドに所属して仲間を登録するわけですが、本作から新たに“ヒーロー”という職業が加わりました。このヒーローは剣と盾を装備し、さまざまな効果のある剣技を発動できる、バランスの取れた職業です。本作は『世界樹の迷宮III』のプリンス/プリンセス、『世界樹の迷宮V』のセスタスなど、従来作品の人気職業が登場しています。また、容姿のカラーリングの自由度もシリーズならでは。髪のハイライトの色なども別に選べるので、同じ見た目でも雰囲気の異なるキャラクターを作れます。

▲ヒーローの容姿は勇者風ですね。我がパーティーでは、可愛らしいお坊ちゃん勇者を採用していました

『世界樹の迷宮』シリーズといえば、自分の手で地図を記すマッピングシステムが代名詞でもありますね。今回も迷宮の地図は自由に書き込むことができます。探って記録しながら進む、ダンジョン行の醍醐味を堪能できます。

▲オートマッピングにも対応しているので、道は自動で描きつつ「ココに採取ポイントがあった」、「一方通行だった」など、メモ代わりにアイコンを置くだけのお手軽マッピング、というスタイルもできます

地図の恩恵は地形だけでなく、強敵“F.O.E”と遭遇したときにも役立ちます。『世界樹の迷宮』シリーズは、通常は敵が見えないランダムエンカウントですが、F.O.Eだけはその姿が見えます。こちらを見つけると執拗に追ってきたりするので、うまく巻いて逃げるには地図の確認が重要。本作でもF.O.Eは健在で、誘導がカギになっているマップもあります。

▲F.O.Eは強いけれど、倒せないわけじゃない! 作戦を練って勝利したときは何とも言えない達成感があります

F.O.E戦などで使いたいのが、新要素フォーススキルです。ゲージが溜まると発動できるスキルですが、通常の職業スキルよりも強力で便利。フォーススキルの1段階目ともいえる、“フォースブースト”は3ターンのあいだ自身を強化できるものですが、その発動中に“フォースブレイク”を選択することで必殺技を放てます。フォースブレイクは1回の探索で1度しか使えない技なので、そのぶん威力の高いものになっています。

▲ヒーローのフォースブレイク・ミラクルエッジ。敵を攻撃しつつ、味方全員を回復できるのですごく重宝しました

これまでひとつひとつ、歴史を積み重ねてきた『世界樹の迷宮』シリーズ。本作はその集大成でありながらも、新しいシステムを取り入れており、攻めの姿勢も感じられました。もちろん、古代祐三氏による美しいサウンドやテーブルトークRPGを思わせるイベント進行の語り口など、『世界樹の迷宮』らしさはしっかりと守られています。このふたつが揃うと冒険気分が高まるというか、なぜかワクワクしてしまう……。これらの相乗効果やマッピングのおかげなのか、迷宮の冒険が毎回特別で自分だけのものに感じられます。以前の記事も併せて読んで、シリーズ未経験の方もこの記念すべき作品であなただけの冒険譚を始めてみてはいかがでしょうか。

『世界樹の迷宮X(クロス)』

【内部の雰囲気】美しい自然や遺跡

【構造の傾向】細い道が多めで綿密

【冒険のお楽しみ】NPCとの出会いや豊富な選択肢

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