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迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

迷宮、洞窟、遺跡...きっと探索したくなる! 面白さ凝縮のダンジョンゲーム5選

死ぬほどに強くなるDRPGの新風『ザンキゼロ』

スパイク・チュンソフト/PlayStation®4、PlayStation®Vita/ノンストップ残機サバイバルRPG/発売中/PlayStation®4版7,200円+税、PlayStation®Vita版6,800円+税

オフィシャルサイト

本作は、無人島に連れてこられた男女8人がくり広げるサバイバルRPG。前回の記事で紹介しているとおり、急激な加齢によって肉体年齢が数日で変化したり、死んで“エクステンド”して蘇ることで耐性がついたりと、独自のシステムで話題となった作品です。

ほかにも本作の特筆すべき点はたくさんあります。ダンジョンで言えば、驚くほど開放的なマップがまず挙げられるでしょう。最初に訪れるエリアでは抜けるような青空の下、ヤギが散歩しているというのどかな風景が広がっています。ダンジョンは暗く狭い迷路が定番ですが、こんな風に遠くまで見渡せるマップというのは珍しいですよね。もちろん、屋内や地下のダンジョンも登場しますが、広い部屋なども多いのでイヤな閉塞感はありません。

▲拠点となるガレキ島。ここで畑を作ったり、料理をしたり。安全ですが、たまに敵が上陸することもあります

▲クリーチャだけでなくヤギも敵であり、大事な食材でもあります。食べるために狩る、という場面も本作ならではです

ダンジョン探索中はメンバーの体力だけでなく、お腹の減り具合、便意などにも気を配らなければなりません。空腹が極限になれば体力がどんどん減るし、失禁してしまうとニオイで敵に気づかれやすくなったり、周囲のメンバーも悪臭でストレスが増すなど、最悪の場合は全滅の危機を招くことになるのです。

▲トイレは拠点のほか、ダンジョン内に存在する場合もあります。近くにない場合は、緊急措置として空のペットボトルが活躍

ダンジョン内での戦闘は定番のターン制画面へ移行するのではなく、リアルタイムで進行するシームレスバトルとなっています。じっとしていても敵は近づいてくるわけですね。敵の背後や側面に回り込みながら装備した武器で攻撃していくのですが、このときカーソルを敵の特定の部位に合わせると、部位破壊ができることも。

▲クリーチャと呼ばれる敵は、触手状の“クリオネ”を生やしていることがあります。これを部位破壊で入手すれば、仲間に移植して使えるように

ダンジョンの行く先々には仕掛けが施されており、それらを解いていくのも楽しみのひとつ。ギミックはスイッチを作動させるものから、手がかりを推理して答えとなるアイテムを使うものまでさまざまです。

▲床スイッチの上に、アイテムや敵を乗せることで扉がオープン! しかし、罠が作動するスイッチの場合もあったりして!?

本作の各ダンジョンは、攻略するほどにそれぞれのキャラクターの秘密が浮き彫りになるように仕組まれています。断片的に徐々に明らかになるので、先が気になって仕方がなくなるんですね。彼らの不幸な過去だったり、特異な人間関係だったりがズドンと来ます。「ここまでやっちゃうの!?」と思えるくらいの、なかなかのエグさです。終盤には衝撃の展開もあり、そのために仲間たちが疑心暗鬼になったり……。いてもたってもいられず、ドラマに突き動かされるようにダンジョンを突っ走りました。きっとプレイされた方は、その焦燥感がわかるはず。ダンジョンでのサバイバルはもちろんですが、ストーリーもしっかり楽しみたいという方は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

▲突如映し出されるエクステンドTVで仲間の秘密が暴かれていきます。でも、MCのミライとショウくんのノリは呑気なコメディ

『ザンキゼロ』

【内部の雰囲気】開放的・明るい

【構造の傾向】階層が複雑にリンク

【冒険のお楽しみ】特定の年齢で発生するイベント

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PlayStation®4版
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