雄大さんは、その日その日の感情によって芝居が変わる
Wキャストの古川雄大さんは前回からご一緒されていて、いかがですか。
歌声が好きですね。雄大さんは、その日その日の感情によって芝居が変わる方で、観ていて楽しいです。
Wキャストとしての違いはお感じになられたりするのでしょうか。
比べるのはやはりお客様だと思いますが、雄大さんがこうだから僕はこうしようという意識はなくても、演じても、歌を歌っても、まったく違ってしまうんです。やはり個性がありますし、持ち合わせている資質が違います。僕の場合は、“大型犬”っぽい人懐っこさをお客様に楽しんでいただけたと感じています。それはみんなを愛しているし、みんなからも愛されるロミオを大切にしているからだと自分では思っています。
ここまでお話を伺っていると、大野さんから慈しみのオーラが出ているような気がします。ちなみに、今作で大野さんが好きなところはどこですか。
僕は楽曲が好きですね。全曲が大好きというミュージカルに初めて出会いました。もちろん、僕のフィーリングでしかないのですが、僕の好きな音楽とメロディーに溢れているミュージカルなんです。
シェイクスピアの持つ普遍的なパワー
そんな“ロミジュリ”がここまで愛されている理由はなんだと思いますか。
どんな人にも一目惚れをした経験があると思います。そんな誰しもが共感できるところと、シェイクスピアの持っている物語の普遍的なパワーに魅了されるからだと思います。特に『ロミオ&ジュリエット』は、障害があるからこそ燃え上がる心理を巧みに描いています。それがベースになっていろいろな物語に派生していますよね。たとえば、『ウエストサイド・ストーリー』もそうですし、日本や海外のドラマを観ていても、“ロミジュリ”のような困難が立ちはだかるからこそ、“恋”が湧き立つんだと思います。
そこからシェイクスピアのすごさとはどこにあるとお考えですか。
100パーセント断言できるわけではありませんが、王道だからですね。登場人物が単純な人というイメージがあって、欲望がわかりやすい。ロミオであれば、ジュリエットと出会って好きだと思ってしまうと、モンタギュー家とキャピュレット家の対立なんて関係なく結婚しようと突っ走る。さらには、とても腹が立つことがあって、ティボルトを殺してしまったりする。動機がシンプルで伝わりやすいし、わかりやすくて、それが素敵な台詞で表現されているからオシャレにも見えるし、現代の人も理解できるので、それがシェイクスピアのすごさだと思います。
ストレートプレイとミュージカルの違いとは?
もちろんシェイクスピアとなれば、歌だけでなく台詞も大切になってくると思います。
台詞についてもよく考えます。芝居は、ひとつの台詞に対して3つぐらい感情を込めろと言われますが、その絶妙なニュアンスを探さないといけないし、少しでもニュアンスが違うだけでまったく意味が異なります。「ありがとう」という台詞を皮肉っぽく言うだけで、その人との関係性が変わってきますよね。そのひとつひとつの積み重ねでできる芸術がストレートプレイだと思っています。劇場の遠いところでは細かい表情がお客様に見えるわけではないからこそ、目をつぶっても何が起こっているかわかるように台詞を言うようにしていますし、台詞の言い回しは計算しながら作り込んでいます。
役者として台詞の細かな言い方さえ意識した具体的な経験があったりされたんでしょうか。
ひとつだけではないのですが、特に意識するようになったのは、舞台に出始めた頃、蜷川幸雄さんの演出で『ヴェニスの商人』(13)に出演したときですね。その舞台はオールメール(全員男優)で、僕は女形を演じたのですが、台詞のニュアンスが難しくて「違うよ、ヘタくそ」と怒鳴られて(笑)。
蜷川幸雄さんらしいエピソードですね(笑)。
「台詞の音程が違う、そこは語尾が上がるんだ」とおっしゃられたり、もちろん蜷川さんの舞台だけではないのですが、そういった経験を踏まえて、ストレートプレイでは台詞のことを特に考えるようになりました。ただミュージカルでは、そのときそのときで、台詞の出方や声のトーンが違います。ミュージカルは、映画やテレビも近いのですが、台詞で聴かせる芸術ではなくて、見た目の美しさ、音楽の美しさ、歌の美しさ、踊りの美しさといった華やかな世界を見せる総合的な芸術だと思います。
これから稽古に向かいますが、モチベーションとなるものはありますか。
みんなへの愛です!
僕が初めてミュージカル“ロミジュリ”を観たときと同じ感動を
なんだか、“ロミジュリ”に流れているテーマで、バシッと決めていただいた気がします。それでは最後に見どころをお願いいたします。
僕の大好きなミュージカルなので、観にきてくださった方の一生の思い出に残るような舞台にします。僕が初めてミュージカル“ロミジュリ”を観たときと同じ感動を、いや、それに負けない感動をみなさんに届けられるように頑張ります。ぜひ、楽しみに待っていてください。
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11月10日(土)~11月18日(日)23:59
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ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

東京公演:2019年2月23日(土)~3月10日(日)東京国際フォーラム ホールC
愛知公演:2019年3月22日(金)~3月24日(日)刈谷市総合文化センター
大阪公演:2019年3月30日(土)~4月14日(日)梅田芸術劇場メインホール
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎
出演:
ロミオ 役:古川雄大、大野拓朗
ジュリエット 役:葵わかな、木下晴香、生田絵梨花
ベンヴォーリオ 役:三浦涼介、木村達成
マーキューシオ 役:平間壮一、黒羽麻璃央
ティボルト 役:渡辺大輔、廣瀬友祐
キャピュレット夫人 役:春野寿美礼
乳母 役:シルビア・グラブ
ロレンス神父 役:岸 祐二
モンタギュー卿 役:宮川 浩
モンタギュー夫人 役:秋園美緒
パリス 役:姜 暢雄
ヴェローナ大公 役:石井一孝
キャピュレット卿 役:岡 幸二郎
死のダンサー 役:大貫勇輔、宮尾俊太郎(Kバレエ カンパニー)
R&Jダンサー:
飯田一徳、祝 陽平、大場陽介、岡田治己、小南竜平、小山銀次郎、酒井 航、鮫島拓馬、鈴木凌平、高木勇次朗、仲田祥司、渡辺崇人、伊藤香音、おごせいくこ、織 里織、小松芙美子、齊藤恕茉、Sarry、島田友愛、杉浦小百合、鈴木百花、平井琴望、深瀬友梨、松島 蘭
オフィシャルサイト
公式Twitter(@musical_RJ)
大野拓朗(おおの・たくろう)
1988年11月14日生まれ、東京都出身。2010年、映画『インシテミル~7日間のデス・ゲーム~』で俳優デビュー。近作では、連続テレビ小説『わろてんか』の芸人・キース 役が話題に。主な出演作品には【舞台】ミュージカル『池袋ウエストゲートパーク Song and Dance』、『ロミオ&ジュリエット』、『シラノ・ド・ベルジュラック』、『エリザベート』、『ヴェニスの商人』【映画】『台湾より愛こめて』、『猫忍』、『サバイバルファミリー』、『高台家の人々』、『セーラ服と機関銃―卒業―』【テレビ】『グッド・バイ』、『とと姉ちゃん』、『三匹のおっさんシリーズ』などがある。現在、大河ドラマ『西郷どん』(中村半次郎 役)、映画『旅猫リポート』に出演中。待機作に、映画『Bの戦場』など多数控える。








