今やネットで動画を観るのが日常になってきた。スマートフォンがあれば、旅行中に映画を楽しんだり、キャンプ場で友人と一緒に映画を観ることもできる! また、休日や会社帰りにジムでトレーニングしながら、ネット経由で映画を観ることも可能だ。ひとりで運動するのは楽しいけど、正直ちょっとツラい。そんな時、こんな映画たちがあなたの最高のコーチになってくれるはずだ!
『スパイダーマン』
MOTION PICTURE (C)2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. SPIDER-MAN CHARACTER TM AND (C)2002 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.
どんなヒーローだって”特訓”は必要だ!
ジムで黙々と運動しながらふと思う。楽に痩せられないのか? 短時間で運動できるようにならないのか? そんな時はサム・ライミが監督した2002年の『スパイダーマン』をスマートフォンで再生しながらトレーニング開始だ!
本作の主人公ピーター・パーカー(トビー・マグワイア)は冴えない高校生。科学が好きで勉強はそれなりだけど、超オクテで恋している幼なじみにもアタックできない。しかし彼はある日、社会見学で訪れた研究所で不思議なクモに噛まれたことから驚異的な能力が備わる。やがて彼は身に付けたスーパーパワーを活かして自作のスーツを着て街を守る”スパイダーマン”になるが、自身の身体の異変に気づいたピーターがまず最初にやったことは何か? トレーニングしながら本作を鑑賞した人はわかったはず。そう、特訓だ!
ピーターは自分の身体がある日を境に屈強になるだけでなく、手の平から細かい毛が生えていることに気づいて壁を少しずつ登ってみる。映画を観るとわかるがピーターはいきなりグイグイと壁を登らない。自身の身体を確認し、壁を確認し、恐る恐る少しずつ壁を登っていく。続いて自分の腕からクモの糸が出たピーターは、この糸で空中を移動できるか試してみる。まずは低い場所から。もちろん最初だからうまく移動できない。練習して、失敗して、特訓して彼は宙をスウィングする技を身に付けていく。
のちにさまざまなスーパーヒーロー映画が公開されたが、ヒーローが自分の驚異的な力を”特訓”して身に付けていくシーンがある『スパイダーマン』は特別な存在だ。ランニングマシンで走りながら、ウエイトをあげながら苦しくなってきた時は、目の前のスマートフォンの中にいるピーターを見てみよう。彼もまた特訓して、時間をかけてパワーを自分のものにしたのだ!
ちなみにピーターは特訓の末、パワーを自分のものにしたが、映画を最後まで観ても、好きな娘にアタックする能力は開花しない。ジムでもその部分を鍛えるのはなかなか難しいようだ。
【『スパイダーマン』(2002)配信先リスト】
【リリース】
『スパイダーマン™』
発売中
4K ULTRA HD & ブルーレイセット4,743円(税別)/Blu-ray 2,381円(税別)/DVD 1,410円(税別)
発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
MOTION PICTURE ©2002 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. SPIDER-MAN CHARACTER TM AND ©2002 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.MOTION PICTURE © 2004 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. All RIGHTS RESERVED. SPIDER-MAN CHARACTER ® & © 2004 MARVEL CHARACTERS, INC. All RIGHTS RESERVED.© 2007 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES, INC. ALL RIGHTS RESERVED.MARVEL AND ALL MARVEL CHARACTERS INCLUDING THE SPIDER-MAN, SANDMAN, AND VENOM CHARACTERS TM & © 2007 MARVEL CHARACTERS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
『パンピング・アイアン 鋼鉄の男』
出典:https://www.amazon.co.jp
あのシュワちゃんの若き日に迫る傑作ドキュメント
ジムで身体を鍛えているあなたに問いたい。なぜ、筋肉をつけるのか? 健康のため? 圧倒的なスタイルになりたいから? 迷ったり、弱音を吐きたくなった時は、筋肉を追求し続けた男たちの姿を見てみよう。スマートフォンで『パンピング・アイアン 鋼鉄の男』を再生だ!
この映画は、1975年に開催されたボディ・ビルの大会と、そこに出場したボディ・ビルダーの姿を追ったドキュメンタリー映画で、メインに登場するのは、後にハリウッドスターになるアーノルド・シュワルツェネッガーだ。オーストリアで生まれ育った彼は、ボディビル大会”ミスター・オリンピア”の創設者ジョー・ウィダー(ちなみに彼の会社と日本の企業が提携して発売されたのが、ウィダーinゼリー)に招かれて米国にやってきた。しかし、英語がうまく話せず、所持金はたったの20ドル。そこで彼はこの国で生きていくために”筋肉”を鍛え上げていく。映画は彼の活躍を描いているが、アーノルドはカッコよくなるためでも、痩せるためでもなく”生きていく”ために筋肉を鍛え続けたのだ。
生き抜くために、ジムでトレーニングを続ける。そんな光景を見てしまうと、自分のあげてるウェイトも少し軽く、楽なものに感じられる……かもしれない。
【『パンピング・アイアン 鋼鉄の男』(1978)配信先リスト】
『コーチ・カーター』
(C)2004 by PARAMOUNT PICTURES All Rights Reserved. TM,(R) & Copyright (C) 2005 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.
運動だけしていても、人は幸福になれない!
特訓するスパイディと、筋肉ムキムキのシュワちゃんを観ていると、ジムで運動する気分も高まってきたはずだ。しかし、ここであえてもう1作品紹介する。名優サミュエル・L・ジャクソンが主演した『コーチ・カーター』だ。
本作は実話を基にした作品で、サミュエル演じるカーターが、落ちこぼれが集まる学校のバスケ部の新任コーチとしてやってくるところから始まる。しかし、カーター先生がまず最初に生徒に課したのは、厳しい特訓でも筋トレでもなく……勉強だ! カーターは選手に言い放つ。ちゃんと授業に出て、勉強しろ! ちゃんとした服装で試合に出ろ! 落ちこぼれ生徒は反発するが、カーターは体育館にカギをかけて生徒に練習より先に、勉強や規律を守ることを命じる。
そんなムチャな指導でバスケ部が強くなるの? と思った人はぜひ、本作を観てほしい。この映画のポイントは、運動だけしていても人は幸福にはならないし、チームも強くならないということ。スポーツに全身全霊をかける話は確かに美しい。しかし、そんなことでは勝てない! 落ちこぼれから脱出できないのだ。
スマートフォンで映画を観ながらジムでトレーニングを積んで、身体だけでなく心も鍛えて、最高の”スポーツの秋”を!
【『コーチ・カーター』(2005)配信先リスト】
※配信先リストはすべて記事公開時現在のもの
映画編の次回更新は11月12日(月)予定です。