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『Nintendo Labo ドライブキット』工夫次第でなんでも作れる!? 未来の発明家に送るキット

『Nintendo Labo ドライブキット』工夫次第でなんでも作れる!? 未来の発明家に送るキット

なんと“わかる”に、新たなメニューが!?

以前、『Nintendo Labo バラエティキット』の記事で、Toy-Conガレージを使った簡単なゲームを作って紹介したことがありました。今回は別のゲームを作ってみようかな~、などと思いつつ“わかる”のコーナーを見ていたら、あれ? なんでしょう、このタマゴみたいな車。

▲ゲームを始めてすぐの時点ではガムテープのようなもので塞がれたマンホールでしたが、Toy-Conを組み立てて遊んでいるうちに開放された模様

“Toy-Conドライブ”ですって?……今までもToy-Conを使ってドライブしていたつもりだったんですが……。もしかして、ここでは別の面白いことができちゃうのかしら。とにかくインしてみましょう!

▲隠しモードのToy-Conドライブ。いったい何ができるのでしょう

▲ここで、以前のToy-Conガレージでも利用した“ノード”が登場

なんとここでは、今までに作った3つのToy-Conの操作方法をカスタムしたり、自分で手作りしたインターフェイスに対応させたりしてゲームをプレイできるというモードを解説。上の画像のように、コントローラーの適所に操作ボタンを割り振れば、もはやToy-Conなしでも操作が可能になります。

▲先ほどのノードを全部つなげて、実際にプレイしてみました

Aボタンでキーを挿し、Bボタンでアクセルを踏みます。左右に曲がりたいときは、Lスティックを左右に倒せばOK。コントローラーだけでクルマを動かすことができました。これは入門サンプルにあったノードなので、次はこれを自分なりに少し変えてJoy-Con(L)だけでクルマを動かせるようにしてみます。

▲カスタムしたノードがこれです

SLボタンでクルマにカギを挿します。下ボタンでアクセルペダル、Lスティックの上が左、下が右。実際の操作ではJoy-Con(L)を横にして持つので、右ボタンでアクセル、左右にスティックを倒し、同方向に曲がる感覚でプレイできます。

▲実際の操作はこんな感じ

これを応用すれば、運転の操作をJoy-Con(L)、道具を使う操作をJoy-Con(R)に振り分けて2人協力プレイというのもできますし、わざと難解で直感的でない操作を設定して、難度の高いプレイに挑戦してみるのも楽しそう。また、クルマをセンスイカンのToy-Conで動かしてみたりなど、別のToy-Conに対応させてみるということもできますね。具体的なノードの組み立てがわからなくなってしまったら、メニューから選べる“サンプル”を見て、ノードの組み立てを真似しちゃいましょう。サンプルをそのままカスタムすることができるので便利です。

▲ノードを使えば、画面タッチでの操作も設定できます。さらに画面タッチとToy-Conを組み合わせたりなど、カスタムの可能性は無限大!

Toy-Conガレージでプログラミングにチャレンジするのは難しそう……と思っているプレイヤーも、ここで簡単なカスタムからノードに親しめます。まずはこうして、「自分が入力したノードがどう現実の操作に反映されるのか」ということを楽しんで身につけられるのがいいですね。Toy-Conガレージでも、初心者を手取り足取り教えてくれる親切さは相当のものですが、前作までのキットでプログラムをあきらめてしまっていた人も、またチャレンジしてみようかなと思える気軽さがあり、心理的なハードルを丁寧に取り去ってくれています。

Nintendo LABOの今後

カメラのようなToy-Con、銃のようなToy-Con……。

ニンテンドーラボ初公開映像に出てきたいくつかのToy-Conは現在未登場。いずれこれらのToy-Conでも遊べるようになるのでしょうか。今回の『Nintendo Labo ドライブキット』ではさらなる遊びの提案、より丁寧にユーザーを導く内容に驚かされたので、続編のキットにも期待しています。また、『マリオカート8 デラックス』など、他のNintendo Switchソフトへの対応もアツいポイントだったので、今後もっと対応タイトルが増えると嬉しいですね。

▲作り手へのラブがあふれているのも激アツポイントです。クルマのToy-Conを作ったあとに表示された、「最後まで作ってくれてありがとう!」というメッセージに、思わず涙が出てしまいました……

今後小学校でも指導が始まるというプログラミング教育。世間での注目度が上がっている分野ですが、6歳の娘がキットを組み立て、Toy-Conが動く仕組みを自然に学んでいる姿を見て、大人も子供も夢中になれる遊びから概念を理解できるコンテンツというのは、学ぶほうからしてもとっつきやすく、いかにもな“勉強感”がなくていいな、と思っています。本来、知らないことを知ることや、それを発展させて楽しむことは、多くの人にとって楽しいはずなのです。

プログラミングの世界には無限の可能性が広がっていて、それは楽しい遊びのなかから気軽に入っていけるんだということを体現してくれる『Nintendo Labo』シリーズ。子供たちだけでなく、この製品に興味を持つすべての人たちへの力強いメッセージになっているのではないでしょうか。

フォトギャラリー

■タイトル:Nintendo Labo Toy-Con 03: DRIVE KIT
■メーカー:任天堂
■対応ハード:Nintendo Switch™
■ジャンル:つくる、あそぶ、わかる
■発売日:発売中(2018年9月14日)
■価格:6,980円+税

『Nintendo Labo Toy-Con 03: DRIVE KIT』オフィシャルサイト

©2018 Nintendo

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