Interview

「僕たちにしかできない新しい伝説を」。永田聖一朗&小早川俊輔が挑戦するこれまでにない“舞台銀英伝”とは?──舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』誕生の序章

「僕たちにしかできない新しい伝説を」。永田聖一朗&小早川俊輔が挑戦するこれまでにない“舞台銀英伝”とは?──舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』誕生の序章

聖一朗の言っていること、めちゃめちゃ素敵やん

どのように演じて行こうと思いますか。

永田 内容をなぞって形だけでこの作品を伝えたくはなくて、人と人とのコミュニケーションや人間ドラマが描かれている作品なので、それを大切にして演じたいです。

小早川 聖一朗の言っていること、めちゃめちゃ素敵やん(笑)。

永田 ありがとうございます(笑)。

小早川 先行するアニメや、すでに脚本があるので、自分の中で、ヤンというイメージはできるんです。ただ、脚本の台詞を読むと少しキザだし、毒舌を吐くこともあるので、それはそれで、言葉と演じる姿のギャップがあって面白いけれど、“演技”をするとなると話は違うので、言葉のイメージだけに囚われて、演技が凝り固まらないように、稽古や本番を迎えないようにしたいです。ふとしたときに原作に還りつつ、あまり頭でっかちにならずに、周りとの人間の関係性の中で、この舞台だけのヤンを演じたいです。

お互いは切っても切れないライバル関係ですね。

永田 直接話して、掛け合うシーンがないので、特別意識しないようしたいです。ただ、どうするのか……。

小早川 聖一朗の言っている通りだと思う。自分だけで考えるのではなくて、演技のプランや、実際の演出も含めて、あらゆる角度から総合的に考えて、稽古に臨みたいです。

お客様に感動してもらえる作品を残したい

それでは出来上がった脚本の印象はいかがでしょうか。

永田 前半が“銀河帝国”のお話で、後半が主に“自由惑星同盟”のストーリーで、アニメの良いところを丁寧に描いている印象を持ちました。

小早川 “帝国軍”と“同盟軍”のこと、登場人物、時代背景、そういったところも初めて観る人にもわかりやすく描かれています。“同盟軍”に関しては、ヤンの戦闘中の表情であったり、ユリアン(小西成弥)との関係性であったり、ジャン(碕 理人)との回想シーンが、しっかり描かれているのが印象的でした。

先ほど触れたように、2011年から続いている舞台で、歴史があると思いますが、演じる上でプレッシャーはありますか。

永田 正直、プレッシャーはあります。ここまでいろんな伝説が残されている作品ですし、今作も新しいアニメのシリーズも始まって、新たな伝説が始まっていくと思います。ただ、プレッシャーも大きいですが、その分、今作に身をおけることが楽しみになっています(笑)。お客様に感動してもらえる作品を残したいので、みんなで一丸になって作りたいです。

小早川 プレッシャーはあるよね(笑)。アニメも舞台も名だたる声優や役者が受け継いできた分、言葉で「みんな頑張ろう」というだけでは難しい気がしているんです。

というと?

小早川 歴史ある作品ですし、頭で考えているだけだと頑張らなくちゃという責任感が出てしまう。そうすると、聖一朗が言ったように形にはできるけど、大切な部分を見逃してしまう恐れもある。僕らは舞台の中で必死に生きることが大切だと思って、言葉に引っ張られて考えすぎないようにしたいです。それにしても、こういう歴史ある作品に挑戦すると思うと、初舞台のような気持ちになりますね。

そうなんですね。

小早川 この舞台は長く続いているので、生命力があるからかもしれないのですが、大きな舞台で生きることにワクワクするんです。言葉にできない心の高揚感は、初舞台ならではだから、その気持ちを大事に表現した方が正しい気がします。

舞台は“生もの”

確かに、お話をうかがっていると、初舞台を踏むような新鮮さが生まれることもわかる気がします。演出も“舞台銀英伝”で欠かせない大岩美智子さんですね。

小早川 僕と同じく関西の方なので、初めて対面した時も殻をかぶることなく打ち解けられました。信頼できる方ですし、大岩さんを信じて全身でぶつかっていきたいと思います。

永田 僕にとっても話しやすい方です。ビジュアル撮影の時にお話をしたら、この舞台をどれだけ愛されているのかひしひしと感じました。撮影中に「ラインハルトはこういう表情だよ」とアドバイスをいただいて、僕よりもラインハルトを知っていらっしゃると思うので、僕も負けずにもっとラインハルトのこと、そしてこの作品を愛したいと思います。

まだ役者人生はこれからだと思いますが、ここまで役者を続けてこられてお感じになられたことはありますか。

永田 まだまだ未熟で、語れる器ではないかもしれないのですが、舞台は“生もの”だとつくづく感じます。そこにいつも存在しているものですね。自分がどう見えているのかを感じながら演技をしたいです。感情的なシーンも冷静に芝居のあり方よりも、まずは自分を客観視できるようにしたいです。

小早川 僕は、今まで出た舞台の役も、これから出たい舞台の役も、今しかできない役だと思うようにしています。昔の役は現在とは違う演技になるし、これから演じても違う。舞台役者はいつも生きている新しい自分に出会える奇跡があります。その時にしか出会えない役に出会いたいと願って役者を続けています。

今までの作品をリスペクトしつつ僕たちにしかできない新しい伝説を

それでは、最後に見どころをお願いいたします。

小早川 劇場の“Zeppダイバーシティ東京”は広い会場ですし、たくさんの方に『銀河英雄伝説』を知っていただける機会になれば嬉しいです。歴史ある舞台になっているのは、それを積み上げてきた今までの人たちが戦ってきたからなので、僕たちはそれを追うだけではなく、僕たちの座組みでも作品と真摯に向き合いながら良い作品を届ける気持ちで千秋楽まで臨みたいと思います。

永田 新しいアニメシリーズになり、新しい伝説が生まれると思います。今までの作品をリスペクトしつつ、僕たちにしかできない新しい伝説を、僕たちの『銀河英雄伝説』を、楽しみにしてください。


【募集終了】抽選で1名様に永田聖一朗さん&小早川俊輔さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

10月1日(月)~10月8日(月・祝)23:59

・応募期間中にフォローを取り消された場合は、応募が無効となります。
・複数のアカウントで応募された場合は、1アカウントのみ有効となります。
・Twitterアカウントを非公開にしている場合は、応募対象外となります。
・落選者へのご連絡はございませんのでご了承ください。
・応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
・賞品および当選の権利は当選者本人のものとし、第三者へ譲渡・転売することは一切禁止させていただきます。譲渡・転売が発覚した場合、当選を取り消し賞品をお返しいただく場合があります。

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永田聖一朗(ながた・せいいちろう)

1998年7月9日生まれ、静岡県出身。2016年、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 青学9代目 菊丸英二役で注目される。以降主な出演作品に【舞台】「野球」飛行機雲のホームラン、『モブサイコ100裏対裏』など。今後12月に『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』には2019年2月には、舞台『機動戦士ガンダム00』の出演を控えている。

オフィシャルTwitter
@Nagatan_0709_
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/nagata-seiichiro

小早川俊輔(こばやかわ・しゅんすけ)

1993年10月12日生まれ、大阪府出身。主な出演作品に【テレビ】『永遠の0』、『トランジスタ・ラジオ』など【舞台】『飛龍伝』、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン、『白痴』などがある。

オフィシャルTwitter
@kbykw_shnsk
オフィシャルブログ
https://ameblo.jp/shunsuke-kobayakawa

フォトギャラリー

舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』

10月25日(木)~28日(日) Zeppダイバーシティ東京

原作:田中芳樹「銀河英雄伝説」シリーズ(創元SF文庫刊) 演出:大岩美智子
構成・監修:高木 登
脚本:米内山陽子

出演
<銀河帝国>
ラインハルト・フォン・ミューゼル/ローエングラム 役:永田聖一朗
ジークフリード・キルヒアイス 役:加藤 将
オスカー・フォン・ロイエンタール 役:畠山 遼
ウォルフガング・ミッターマイヤー 役:釣本 南(Candy Boy)

<自由惑星同盟>
ヤン・ウェンリー 役:小早川俊輔
アレックス・キャゼルヌ 役:米原幸佑
ダスティ・アッテンボロー 役:伊勢大貴
ユリアン・ミンツ 役:小西成弥
ジャン・ロベール・ラップ 役:碕 理人
ジェシカ・エドワーズ 役:汐月しゅう

ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ 役:平川和宏
ヨブ・トリューニヒト:海部剛史
アンスバッハ:稲田恵司
グレゴール・フォン・ミュッケンベルガー&パエッタ 役:川上和之
オフレッサー&シドニー・シトレ 役:大力
シュターデン 役:大岩主弥
アーダルベルト・フォン・ファーレンハイト 役:谷戸亮太
ムーア:冨田佳孝
ナレーション:下山吉光
ほか

STORY
物語は数千年後の未来、宇宙空間に進出した人類が、銀河帝国と自由惑星同盟の二国に分かれていた。この二国家の対立は実に150年に及び、際限なく広がる銀河を舞台に、絶えることなく戦闘が繰り返されてきた。
そして、ふたりの天才の登場によって歴史は動いていく……。「常勝の天才」ラインハルト・フォン・ローエングラムと、「不敗の魔術師」と呼ばれるヤン・ウェンリーである。ふたりは帝国軍と同盟軍を率い、何度となく激突する――。

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©舞台「銀河英雄伝説」制作実行委員会

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