YURiKAが『リトルウィッチアカデミア』『宝石の国』に続いてOPテーマを担当するTVアニメ『はねバド!』。爽やかなスポーツ・バドミントンが生み出す空気の中を、YURiKAの伸びやかな声が流れる様は水を得た魚のよう。「ふたりの羽根」はこれぞまさにYURiKAという彼女の真骨頂を見せる曲になっている。そこにはYURiKAの特性を見抜いた水野良樹(いきものがかり)の手腕もあった。数々のアニソンイベント出演やラジオ番組スタートなど、やデビューから1年半を駆け抜けてきた蓮田の星、YURiKAが新曲を語る。
取材・文 / 清水耕司(セブンデイズウォー)
まさか、いきものがかりの水野さんに関われるとは…
「ふたりの羽根」は楽曲提供がいきものがかりの水野さんですね
YURiKA 私が水野さんに楽曲を提供していただけると聞いたときには、「ふたりの羽根」のデモみたいなのはすでにありました。そこからすぐにキーチェックだったんですけど、いきものがかりの水野さんに関わらせて頂くことがあるなんて思ってなかったです。
中学3年生のとき、NHKの合唱コンクール(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲がいきものがかりさんの「YELL」だったんですけど、私、「YELL」の伴奏をしたんですよ。3歳からピアノをやっていたので。そのとき、学校の中でベストピアニスト賞をもらったことで嬉しくなって。アニソンばかり聴いていたから、「熱情のスペクトラム」(アニメ『七つの大罪』OPテーマ)や「ブルーバード」(アニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』OPテーマ)は好きだったんですけど、いきものがかりさんの曲をよく聴くようになったんです。
デモ自体の印象は?
YURiKA 「(キーが)高いな」って(笑)。完成形よりも二つくらい高かったんですよ。フルを聴いていただくとわかるんですけど最後に転調もあるし、間奏という間奏があまりなく、頭のメロディからサビ、Aメロ、Bメロ、サビ、間髪入れずに2番となるので大変なんですよね。でも、バドミントンのシャトルを打ったときの爽快感というか、スコーンと抜けていくイメージは『はねバド!』にピッタリだと思ったので、歌えるのが嬉しかったです。
デモの段階で詞もあったんですか?
YURiKA そうですね。詞もほとんど同じタイミングでいただいたので、キーチェックのときにはもう完成形の歌詞で歌っていました。
YURiKAっぽい曲だし、自分らしくいこう!
いきものがかりを思い出すほどに水野さんのメロディラインとYURiKAさんの声が馴染んでいましたが。
YURiKA やったーっ!
歌ってみていかがでしたか?
YURiKA 「高いな」って(笑)。水野さんからも「高いですよねー」ってまず言われました。でも、高くても苦しいわけではなかったです。出しやすさとか踏まえてのキーチェックだったり曲を作ってくださったり、だったと思いました。それから、「伸びやかに、あまり気負いせず、らしく歌ってほしい」みたいなことを言っていただけたので、「YURiKAっぽい歌だし、このままいこう」って思えましたね。やっぱり、水野さんに曲をいただくということでプレッシャーはあったんです。
高いだけではなく、上のほうでいろいろと動く曲ですよね。
YURiKA そうなんですよ。ずっと高いわけではなく。そこもバドミントンを連想させました。私のこともなんですけど、『はねバド!』のこと考えて作ったというのを随所に感じましたね。