Interview

バトルキャラをミニフィギュアとして完全再現!『FGO』から派生した『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』の魅力とは!?

バトルキャラをミニフィギュアとして完全再現!『FGO』から派生した『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』の魅力とは!?

『FGO』ファンがより思い入れを強くして『FGO Duel』を楽しんでいただけるように

このサイズなら、人物もベタ塗り中心で十分だし、なにも武器の端っこのグラデーションまで再現しなくてもいいじゃないか?と(笑)。

そうです、そうです(苦笑)。しかも、作業してもらう工場は1ヵ所だけでなく、複数にまたがっているので、各工場と折衝しなければなりません。「『FGO Duel』はそこまでこだわりたい。それにはあなたたちの素晴らしい技術が必要なんだ、ぜひやってほしい」と粘り強く交渉しました。ときには、多くの試作品をやり直してもらうこともありましたから、中国の方々との人間関係、信頼関係を作ることも非常に大切でしたね。

その後神さんのこだわりは、工場の皆さんにも無事伝わっていったわけですね。

はい。僕の熱意にも共感していただけ、制作を重ねるうちに工場で働く職人さんの意識も相当変わりました。まさに、このミニフィギュアは僕らと中国のみなさんとのチームプレイだと感じています。当然、今もシリーズ続編を制作中なんですが、工場側のスキルもさらに上がり、そこで生まれた現場の声を、次の原型にも反映できているので、商品は更にクオリティアップしていけると思います。

パーサーカー/クー・フーリン〔オルタ〕 ©TYPE-MOON / FGO PROJECT

下世話な話で恐縮ですが、『FGO Duel』は複数のカード付きで1体1200円(税込)という価格で販売されます。食玩感覚でいうと、ちょっと高めに感じるのですが、けっしてそんなことはないと?

はい。実際に現物を見てもらえば納得いただけるはずですが、商品価値からすると、普通なら1体3500円~5000円でもおかしくない仕上がりになっています。フィギュアをよくご存じの方からすると、無謀な価格設定かもしれません(苦笑)。

ランサー/カルナ ©TYPE-MOON / FGO PROJECT

たしかにそうですね(笑)。後神さんも、何度も中国に足を運んで、制作現場と商品のチェックをされていると伺っています。

そうですね。このシリーズの制作がスタートしてからは、月の半分は中国にいますね。今も通いつめています。中華料理は日本人の口にも合うし、本当に美味しいんですよ。すっかり舌が肥えてしまって、日本で中華料理を食べる気にならないのが、唯一の弊害ですかね(笑)。

そして今回、『FGO Duel』をシリーズ化するにあたり、どのサーヴァントをラインナップしていくかも悩みどころだったかと思います。どのように決めていかれたんですか?

現在、『FGO』には200騎以上のサーヴァントが登場するんですが、やはり第1弾、第2弾という序盤は、みなさんに馴染みのあるものから始めようと思いました。『FGO Duel』のゲームルール自体は、『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』公式サイトの「遊び方」に詳しく載せているので、ぜひそちらをチェックしていただきたいんですけど、基本的には『FGO』のバトルに基本思想は忠実。プレイヤーは、マスターとなり3騎のサーヴァントを従え、コマンドカードを使って他のマスターと戦います。『FGO Duel』もレアリティの高いサーヴァントは強いですが、コストも大きくなるので、第1弾にはコスト0で優秀な働きをする「シールダー/マシュ・キリエライト」をラインナップしています。ゲームの駒としてユーザーに分かりやすくするように、台座もレアリティやクラスによって色やマークを変えていますね。
あと、ラインナップを決める際に心掛けているのは、『FGO』ストーリーとの連携ですね。活躍する章もなるべく揃えるようにしましたし、例えば、第2弾ラインナップの「バーサーカー/アステリオス」と「アーチャー/エウリュアレ」、「ルーラー/ジャンヌ・ダルク」と「キャスター/ジル・ド・レェ」などは、物語としての絡みも大きい。『FGO』本編のストーリーモードでなるべく関係性の深いサーヴァントをシリーズラインナップに組み込むことで、『FGO』ファンがより思い入れを強くして『FGO Duel』を楽しんでいただけるようにと考えています。

ボードゲーム初心者の方にも、安心してオススメできます

ボードゲームの内容も、フィギュア制作と同時進行だとおっしゃいましたが、ゲーム開発のほうで苦労されたことはありましたか。

ゲームのルールは、ディライトワークスさんと有限会社ワンドローさんが中心に考えてくださったのですが、フィギュアに同梱されるカード作りはこちらで仕様を考えました。こだわったのは、カードのサイズと質感ですね。箱売りにすることは決まっていたので、そのサイズに納まらなくてはいけないのですし、ゲームを遊ぶには何度も使い回すので丈夫でなければならない。『FGO』の世界観に合うよう、高級感も欲しい。小さすぎず大きすぎず、ちょうどいい使い勝手にするために、ゲーム開発側と試行錯誤を重ねて納得のいく出来になりました。

実際にゲームを遊んでみたご感想は?

『FGO』はもちろんプレイしていますが、こういったバトル形式のボードゲームは今まで遊んだことがなかったんですよ。でもルールは『FGO』をベースにしているので、そんな僕でもすんなり入れましたね。一番のキモは、戦闘時に使用する3枚のコマンドカードをどう選ぶかなんですが、基本ルールではカードの種類によってチェインが発生して有利・不利が決まりますし、上級ルールではサーヴァントの特殊能力のスキルカードをいつ使うかがカギとなる。どのサーヴァントを3騎選んでパーティを組むか、どのルートを通って移動させるかによって戦略や戦術も変わってくるので、シンプルなルールながら、とても奥深く楽しめると思いました。僕と同じようなボードゲーム初心者の方にも、安心してオススメできますね。

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

プレイシートは『FGO Duel』公式サイトからダウンロード&プリントして遊んでいただくスタイルですが……?

はい。いちおうプレイシートのほうも、『FGO』の世界に関連づけていまして。既に『FGO』ファンの方はピンときていると思いますが、今公開しているプレイシートは『FGO』序章にあたる「炎上汚染都市 冬木」をイメージして作られています。より遊び方のバリエーションが広がるよう、更なる準備を進めていますので、今後の情報を楽しみにしていただきたいですね。

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

現在、8月にシリーズ第1弾となるサーヴァント8種類、9月には第2弾として5種類が発売、そして11月には第3弾となる5種類が発売予定ですが、今後の展開について教えていただけますか?

シリーズ第4弾以降についても現在、鋭意検討中です。例えば次は、サーヴァント同士の関連性があるラインナップなどを考えていますので、ぜひご期待ください。最新情報は、『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』公式サイトやTwitterの公式アカウント(@fgoduel)でどんどん発信していきますので、チェックしていただければと思います。ディレクターとしての大きな野望は、『FGO』に登場するサーヴァント全騎を『FGO Duel』で網羅することなので(笑)、ぜひたくさんの方に『FGO Duel』を遊んでいただいて、末永くシリーズを継続していきたいですね。

※取材日時:2018年6月某日

『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』

第1弾 ©TYPE-MOON / FGO PROJECT

内容:ミニフィギュア1騎(ランダム/全8種+シークレット1種)
+コマンドカード5枚+ステータスカード1枚
+スキルカード1枚(ランダム)
※シークレットは第1弾~第3弾まで共通となります。1BOXで全種揃わない場合がございます。

発売元:アニプレックス
ゲーム開発・運営:DELiGHTWORKS
商品価格:¥1,200(税込)

発売予定:
第1弾 2018年8月1日(水)発売
第2弾 2018年9月5日(水)発売
第3弾 2018年11月発売予定
※ ANIPLEX+、アニメイト、イエローサブマリン、ゲーマーズ、セブンーイレブン、ファミリーマート・サークルK・サンクス、ローソン、ワンダーグーにて、発売予定。一部お取り扱いしていない店舗もございます。ご了承ください。

『Fate/Grand Order Duel -collection figure-』オフィシャルサイト
https://duel.fate-go.jp/

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©TYPE-MOON / FGO PROJECT


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ANIPLEX+5周年!電子版のみのオリジナル・フィギュアカタログ配信!アニメの企画・製作を手掛けるアニプレックスが運営する公式オンラインショップ「ANIPLEX+」は、「ここでしか買えない」「ただ買うだけじゃない」をコンセプトに2013年にオープン。2018年5月9日に5周年を迎えました。本書は、この5年間にANIPLEX+が企画・制作した数々のフィギュアを1つにまとめたコレクション・アルバム。

©TYPE-MOON / FGO PROJECT

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