黒選!メディアコンテンツ研究家・黒川文雄がテーマで選ぶ 3+1  vol. 38

Column

マリオだけじゃない!名作揃いの横スクロールアクションゲーム 3+1選

マリオだけじゃない!名作揃いの横スクロールアクションゲーム 3+1選

ホラーテイストと神がかった音楽が異彩を放つ『悪魔城ドラキュラ』

1986年9月26日にファミリーコンピュータ・ディスクシステム向けタイトルとしてコナミから発売された『悪魔城ドラキュラ』。

100年に一度復活するというドラキュラを倒す為、単身シモン・ベルモントが悪魔城へ赴くというホラーテイストの横スクロールアクションです。

それまでドラキュラと言えば洋画ホラー映画の定番でした。古くはベラ・ルゴシ扮するドラキュラ、そして名優クリストファー・リー扮する映画版ドラキュラが有名です。

『悪魔城ドラキュラ』も、それらへのオマージュが含まれています。聖なるムチを片手に、十字架、聖水、斧、懐中時計、短剣などのアイテムを使い、次々と襲い来るガイコツ、コウモリ、死神、などを倒しながら進んで行くゴシックホラー調のアクションゲームとなっています。

BGMも秀逸で、世界中のユーザーが未だに原曲のアレンジを行っており、アクションゲームとしてだけではなく、音楽性を含めた世界観の構築に成功したゲームとして、当時は異彩を放っていました。

この第一作目以降、長年に渡ってシリーズ化され続けており、横スクロールアクションはもとよりダンジョン型アクションRPGに進化するなど、根強い人気を誇ります。

海外では『Castlevania(キャッスルヴァニア)』というタイトル名で発売をされていて、世界的にも続編が熱望されているゲームです。

シリーズのなかでもダンジョン型アクションRPGである『悪魔城ドラキュラⅩ 月下の夜想曲』などを開発したIGA氏(五十嵐孝司氏)がコナミデジタルエンタテインメントを退社して株式会社ArtPlayを設立。クラウドファンディングのKickstarter(キックスターター)を使って新たなプロジェクト『Bloodstained: Ritual of the Night』に挑んでいます。発売は2018年を予定しており、対応プラットフォームはPlayStaiton4、XBOX One、PC(Steam)、PlayStation Vita、Nintendo Switchなどに対応予定です。

この『Bloodstained: Ritual of the Night』のスピンオフ作品として『Bloodstained:Curse of the Moon』が2018年5月26日にダウンロード専用で配信されています。
(対応ハードはPlayStation4、PlayStation Vita、Nintendo Switch、Nintendo 3DS、PC(Steam)、Xbox One(6月6日リリース)、PC(DMM GAME PLAYER版)(6月22日リリース))。

こちらは監修をIGA氏が担当し、開発を8bitテイストの開発に定評のあるインティ・クリエイツが行っています。往年の8Bitゲーム機を彷彿とさせるグラフィックで正統派横スクロールアクションとして遊ぶことが出来る作品です。古き良きゲームスタイルで新たな挑戦に挑む『Bloodstained:』シリーズに今後も期待しましょう。

『Bloodstained:Curse of the Moon』オフィシャルサイト

『悪魔城ドラキュラ』各種

< 1 2 3 4 >
vol.37
vol.38
vol.39