Interview

KEYTALKがシュワっと爽やかに盛り上げる熱い夏!新作「Cheers!」からツアーの裏話までワチャっと賑やかに笑い上げる4人のトーク!!

KEYTALKがシュワっと爽やかに盛り上げる熱い夏!新作「Cheers!」からツアーの裏話までワチャっと賑やかに笑い上げる4人のトーク!!

「なんとKEYTALKの新ボーカリストに松岡修造が加入!」という設定の、C.C.レモンオリジナルムービー(必見である)で演奏されていた新曲が、満を持してCDリリース。首藤義勝の作った「Cheers!」は彼らの得意技、メロディックな疾走感とダンサブルなビートを大開放したサマーチューンで、聴く者すべてを“シュワ”っとさせるポジティブなエナジーに満ちた勝負曲。片やカップリングは赤十字のための書き下し「東京シネマ」で、こちらは巨匠こと寺中友将の渾身の応援スピリットがグッと胸に迫る熱いロックチューン。強力な応援歌を揃えた最強シングルについて、全国ワンマンツアー〈Rainbow road Tour~おれ、熊本で2番目に速いから~〉完走直後の4人に話を聞いた。

取材・文 / 宮本英夫 撮影 / 冨田望

全員が爽快に向かった結果、完全に“シュワ”っとしました

ツアーを無事完走(*振替分除く)しまして。どうですか、今の気持ちは?

小野武正 KEYTALK史上一番完成度の高いツアーができたんじゃないかと。盛りだくさんに、面白おかしくもやりつつ、じっくり聴かせるところは聴かせて、盛り上げるところは盛り上げて。今までよりも緩急がすごくつけられたライヴ、そしてツアーだったんじゃないかと思います。それは初日からそうで、ファイナルへ向けてより良くなっていった感じです。

八木優樹 改めて『Rainbow』の曲がどれも粒揃いで、今後もライヴをしたときにいい空気を作ってくれそうな大事な曲たちだなと感じました。「届いてるな」という実感もありましたし、もっと演奏していきたいなと思います。

寺中友将 セットリストの話をすると、「このブロックは踊るよりも聴いてもらおう」というところの流れがものすごくいいなという自覚があって。『Rainbow』で言うと「雨宿り」「旅立ちのメロディ」とか、6曲ぐらい繋がっていたのかな? そこがすごくまとまりがあって、やってて気持ちいい部分でしたね。このツアーをやることで、そういう空気感を作れるスキルも上がったのかもと思ってます。

首藤義勝 すごくいいツアーでした。曲と共に成長していくという意味では、以前に出した『HOT!』というアルバムのツアーがすごく思い出に残っていて。そのときはライヴを重ねて曲がどんどん良くなっていくという実感があったんですけど、今回は序盤から完成形に近い形でアルバム曲をたくさん披露することができて、すごく満足度の高いツアーになったかなと思います。

もちろんお客さんの満足度も。

首藤 そうですね、いろんな楽しんでもらい方ができるようになったかなとは思っていて。曲で言うと「FLOWER」「旅立ちのメロディ」「黄昏シンフォニー」みたいにほんわかした雰囲気というか、そういうまた新たな表情を出すことができたかなと。だからお客さんのノリを見ていて、嬉しいなと思う瞬間は多かったですね。

八木優樹(drums, chorus)

では恒例の質問を。今回のツアーではバンド内で何が流行っていましたか?

八木 今回は……“のどぐろとクッキングパパ”ですかね。

寺中 金沢に行ったときに美味しいのどぐろを食べたという話から、八木くんが「のどぐろの顔マネができる」と言いだしまして(笑)。はい、どうぞ!

八木 (「のどぐろの顔マネ」をやってくれる)。

うはははは! 面白い。けど正解がよくわからない(笑)。

寺中 この顔を動画で上げたら、お客さんの中で「こののどぐろに似てます」という写真が送られてきてね。

首藤 よりのどぐろらしいのどぐろ(笑)。

一同 (笑)。

寺中 そんな顔マネをやっていたツアーでした(笑)。クッキングパパは僕がやってます。顔の半分がアゴになることが判明して。(「クッキングパパ」をやってみせてくれる)

寺中友将(vocal, guitar)

くだらない(笑)。面白いけど。

寺中 しかもそこで「のどぐろを調理するクッキングパパ」というネタが生まれました。

小野 そうだね。もとは別々で生まれたんだけど、ライヴで別々に紹介してたら、そこで融合して。

八木 はい。捌かれました(笑)。

一同 (爆笑)。

首藤義勝(vocal, bass)

義勝くんは何かネタは?

首藤 え!?  あの……『SLAM DUNK(スラムダンク)』の仙道のマネができます。

さあ、やってもらいましょう。

首藤 「まだあわてるような時間じゃない。1本、いこーうっ!!」

一同 (爆笑)。

首藤 ……何の罰ゲーム、これ?(苦笑)

うはははは。すいませんね、動画でもないのに(笑)。

寺中 義勝がこんなに声張ったの、初めて聴いた(笑)。

小野 ライヴのMCのときより張ってたよね?(笑)

八木 で、これらを武正くんが組み合わせて遊んでくれるんです(笑)。

小野 はい。そんな楽しいツアーでした(笑)。

小野武正(guitar, mc, chorus)

ありがとうございました。って、インタビューが終わったような空気だけど、ここから本番(笑)。曲の話をしましょう。シングル「Cheers!」はツアーでもうやってますか?

小野 はい。3本目の青森からやってましたね。だいぶ仕上がってきました。

八木 ライヴ映えする曲ですね。これから夏の晴れた野外で演奏するのが楽しみです。

これはCMのための書き下し。C.C.レモンオリジナルソングで、CMバージョンでは、あの松岡修造氏がボーカルで特別参加してます。

首藤 もともと修造さんがC.C.レモンさんとタッグを組んでいたところに、オリジナルソングを僕らがやらせてもらうということになって。どんな感じになるのか最初はわからなかったんですけど、「修造さんが歌うパートもいっぱい欲しい」ということで。

修造さん、どんな人でしたか。

首藤 本当に魅力的な方で、テレビで観ていたまんまの方でした。しかも熱さはテレビで観るより100倍も熱くて、場の雰囲気を盛り上げて気遣ってくださったり、歌に込める情熱もすごくて、わざわざボイストレーニングにも通って、歌を録る日もボイトレの先生と一緒に来られて。

寺中 本職ではない歌に対するチャレンジ精神、「もっとこういうふうに歌えます」という向上心を自分から出していただいたので。引き出しがすごいなと感じました。あと、一流の芸能人の方はスタッフがあんなに多いんだと思いましたね。スタジオに、見たことないくらいの人がいました(笑)。

「Cheers!」は、メロディックパンクのスタイルでガンガン飛ばして、サビはラテンっぽく弾んで踊らせる曲。曲作りのキーポイントは?

首藤 爽快感、ですね。応援ソングになるように作ってはいるんですけど、応援の仕方がとにかく明るくということと、サビの開ける感じを意識しました。けど、テーマに縛られることなく、いいヒントとしてC.C.レモンという飲み物をとらえさせてもらって、つるっと書けたので。すごくいい感じに仕上がったと思います。

歌詞にもあるように、シュワッと爽やかな曲。まさに。

八木 リズムは変わるんですけど、テンション感としては、メロディックパンクの疾走感と音の立ち上がり、爽やかで元気でというところを意識して。曲を支えるというよりはむしろ攻める感じで、曲に合ったいいドラムが叩けました。全員が爽快に向かった結果、完全に“シュワ”っとしました。

小野 ギターのフレーズは、曲やメロディに呼び寄せられて、悩むことなくすんなりできたかなと。初期衝動と言いますか。夏フェスでも、“シュワシュワ”させていきたいと思います。

1 2 >