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『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』いつまでも遊べるやり込み要素

『ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ DX』いつまでも遊べるやり込み要素

過去作を懐かしみつつ、ガッツリやり込み!

1ステージ5分~10分程度でプレイできるお手軽さと、無数のステージによって生み出されるとんでもないやり込みボリュームを持ったモード。それがアドベンチャーモードです。このモードでは全部で9つあるマップひとつひとつに、複数のステージがパネル状に敷き詰められており、スタート地点のステージをクリアすると戦績ランク評価に応じて隣り合うステージに挑戦できるようになっていきます。各ステージをクリアしてキャラクターや武器などの報酬を集めつつ、どこかに潜む“闇の支配者”を探し出して倒すことがアドベンチャーモードの目的となっています。

▲アドベンチャーモードを選択すると、初代『ゼルダの伝説』のあらすじが英語で表示されたのち、「くわしいことはチュートリアルを……」というシャレの効いた演出で幕を開けます

▲ステージ選択もドット調のレトロテイストに溢れた画面になっています。しかし、パネルの上に示されているアイコンによって報酬がひと目でわかるようになっているなど、設計は親切です

各ステージでは、一定数の敵を撃破したり、複数の軍勢と戦ったりといったオーソドックスな戦闘はもちろん、提示された問題に対応する敵を倒すクイズ形式のバトルもあるなど、一風変わったミッションを楽しむことができます。

クイズ形式のステージでは“羽ばたく者を撃破せよ!”といった外見だけで判断できるものから、“自分の家を持つ者を撃破せよ!”といったキャラクターの設定を問うものまであり、問題によっては正解かどうかドキドキしながら敵と戦うことになったりします。

▲基本的に本作をプレイしていればわかる問題が出題されますが、うろ覚えになっている部分を問われて焦ることもあります

アドベンチャーモードがユニークなのはステージの中身だけではなく、追加で獲得できる報酬の発見や進路の開拓にも『ゼルダの伝説』らしいギミックが用意されています。ステージのクリア報酬として“コンパス”や“バクダン”、“ロウソク”といったアイテムカードが手に入り、これを使ってステージを攻略するまえに“探索”を行うことで、追加の報酬が発見できたり、新しいパネルへの道が開けたりするのです。

▲コンパスで怪しい場所を見つけ出し、ロウソクを使って木を燃やして隠された報酬を見つけ出す、じつに『ゼルダの伝説』らしい仕組みとなっています

ひとつひとつのステージはサクッと遊べる短さになっているアドベンチャーモードですが、各マップは基本的に8×16マスのパネル(ステージ)で構成されており、一番オーソドックスなマップである“冒険マップ”をクリアするだけでも長く楽しめてしまいます。

冒険マップのほかにも『ゼルダの伝説』シリーズの歴代作品をモチーフにしたマップが用意されています。マップごとにモチーフとなった作品に準じたギミックが用意されていて、膨大なボリュームながら飽きずに遊んでいけるのが秀逸です。

▲『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』のマップでは、原作どおりタイムリミットが来ると月が落ちてきてしまい、ステージのクリア状況がリセットされるようになっています

▲各マップを初めてプレイする際にはマップごとのルールが説明されるので、混乱することもありません

シリーズ作品から集まったさまざまなキャラクターを操作できるという本作の面白さですが、過去の作品を懐かしみながらプレイできるアドベンチャーモードも、シリーズファンにとってはたまらないものがあります。

マップごとに難度は異なりますが、順番にクリアしていく必要はなく、好きなマップを自由に選んでプレイできるというのもうれしいところです。まずは冒険マップで基本的な流れを押さえるのがオススメですが、とくに思い入れのある作品のマップにいきなり挑戦してみるのも一興でしょう。

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