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『マリオ+ラビッツ』本格戦略SLGになったマリオの魅力とは

『マリオ+ラビッツ』本格戦略SLGになったマリオの魅力とは

育成要素でさらに強く

使い捨てのユニットではなくキャラクターを使って戦うゲームということで、育成要素も充実しています。キャラクターの育成は、ラビッツたちが建てた施設のひとつ、ヒーローベースにて行うことができます。ここでは集めたコインを使ってキャラクターの装備する武器を買い換えたり、キャラクターのスキル育成が可能です。

▲マリオはメインの射撃武器としてブラスター、サブの近接武器としてハンマーを装備できます

武器には、スーパーエフェクトという特殊能力が付いているものもあります。これは攻撃の際に一定確率で敵を弾き飛ばしたり、敵をはちみつで足止めしたりと、戦闘を有利にする追加効果。直接的な数字の強さだけでなく、スーパーエフェクトも考慮して武器を選ぶことで、難所を有利に進められることもあります。どんどんコインを集めて武器を増やしていきましょう。

▲武器による追加効果が発動し、敵を弾き飛ばした瞬間。敵を強制的に移動させることで、有利な位置を取りやすくなることがあります

ヒーローベースにて行えるもうひとつの要素が、スキル育成。道中で手に入るパワーオーブというアイテムを使用し、各キャラクター固有のスキルを取得していくことができます。

スキル構成を変更したい場合は、取得したスキルをいったんリセットすることで使用したパワーオーブが戻ってくるため、何度でも振り直しが可能です。局面に応じて最適なスキル構成で挑みましょう。

▲マリオのスキル“ストンプ”を有効にすると、チームジャンプ後の着地点に敵のいるマスを選ぶことで、踏みつけによる追加ダメージを与えることができます

全体的に難度が高めの本作において、武器の変更やスキル育成はゲームの進行に大きく影響してきます。ときにはスキルをひとつ追加するだけで、バトルの難度が大きく変わってくることも。

強力なボスキャラクターに対しては、探索パートで新たな武器やパワーオーブを探し出し、戦力を整えて再挑戦する、という流れは本作の醍醐味のひとつ。バトルと探索、育成のそれぞれが密接に絡みあうことで、何度でもくり返し挑戦したくなるような、後を引く魅力を持ったゲームとなっています。

高難度ながらも何度でもやり直したくなる中毒性

子供向けかとも思えるほどにポップな見た目の本作ですが、実際に遊んでみると、その歯ごたえはかなりのもの。最初のワールドから苦戦する場面が多々あり、気を抜くと全滅するようなポイントも存在します。

これは開発元がユービーアイソフトということもあり、いわゆる洋ゲー的な個性が強い部分。バトルパートだけを見るならば、かなり硬派なゲーム性に仕上がっていると言えるでしょう。とはいえ、決して人を選ぶゲームではありません。難所もクリアしやすくなるイージーモードや、ほかのプレイヤーと協力・対戦しながら遊べる2人用のプレイモードが用意されており、初心者でも遊びやすくなる工夫が随所に施されています。

▲なかなかクリアできないステージは、バトル突入時にYボタンを押すとイージーモードに。体力が全回復+上限値に50%上乗せの状態でスタートできます

▲Joy-Conをおすそ分けしてのプレイも可能です。上級者との対戦や協力プレイを通して、戦闘時の立ち回りを学んでみるのもいいでしょう

いつものジャンプアクションとは異なる戦略シミュレーションゲームとなった本作ですが、『マリオ』シリーズらしいテンポの良さと爽快感は健在です。難解になりやすいジャンルを遊びやすくする工夫が随所に施されており、遊んでいてストレスを感じるシーンはほとんどありません。

ゲームとしての完成度も非常に高く、このジャンルのファンはもちろんのこと、初心者が初めて触れる戦略シミュレーションゲームとしても、オススメできる作品に仕上がっています。いつもと違うマリオの冒険を楽しみたい人は、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。

フォトギャラリー

■タイトル:マリオ+ラビッツ キングダムバトル
■メーカー:任天堂
■対応ハード:Nintendo Switch™
■ジャンル:戦略シミュレーションアドベンチャー
■発売日:発売中(2018年1月18日)
■価格:パッケージ版/ダウンロード版 5,980円+税


『マリオ+ラビッツ キングダムバトル』オフィシャルサイト
https://www.nintendo.co.jp/switch/ac2ga/pc/index.html

MARIO + RABBIDS KINGDOM BATTLE © 2017-2018 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved.
Rabbids, Ubisoft and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the U.S. and/or other countries.
Nintendo properties are licensed to Ubisoft Entertainment by Nintendo. SUPER MARIO characters © Nintendo.
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