映画祭を意識したラグジュアリーな空間で、「ショートフィルム」という身近なようで奥深いカルチャーを愉しめる、横浜みなとみらいのブリリア ショートショート シアター。
まもなく8年目となるこの劇場の人気企画「ベストプログラム~観客賞2015~」(5作品)が、いよいよ明日12月16日(水)から上映される。
「ベストプログラム~観客賞2015~」は、今年劇場を訪れた観客が、それぞれ気に入った作品に投票したもの。2015年の総決算ともいえるファンのお墨付きなので、ショートフィルムがはじめてという方にもおすすめだ。
ベストプログラム~観客賞2015~(5作品)
ベストショートフィルムに選ばれたのは、こちら!

『試練のとき』(オーストラリア、2012)
800ドルを準備できないと家を失うジェス。タイヤがパンクして路頭に迷うジョアン。失業中のマット――3つのストーリーが交差する人間ドラマ。
ほかにも、以下の4作品が選ばれた。

『世界平和会議』(アメリカ、2009)
アメリカとイランの高官による外交会談。通訳は交渉がこじれないように必死で、気づけば権限を越えて政策を変更してしまっていた! 最悪の事態は避けようとするが……シリアスな状況を逆手に取った爆笑コメディ。
『ゴリアテの伝説』(イギリス、2008)
愛する人を失った老人と少年。ふたりは老人が釣り上げたという伝説のゴリアテなど、魚釣りのの話をしながら悲しみを乗り越えていく。英国の自然が美しいファンタジー。

『スーパーマン、スパイダーマン、バットマン』(ルーマニア、2011)
5歳のアーロンは、父とともにある場所に向かう。ふたりの旅の目的地とは?
『人生に一度のひとめぼれ』(イギリス、2010)
70歳のアーサーは。新しく入居してきたルースに一目ぼれ。老人ホームで起こった心温まる恋物語。
こうしてみると、国もジャンルもさまざまであることに驚く。
また、上映時間は総じて短めの10分前後。とくにベストショートフィルムに選ばれた『試練のとき』など、6分47秒のなかに「3つのストーリーが交差する」というから、それだけで興味が湧いてくる。いったいどんな展開が待ち受けているのだろうか?
人気投票のよいところは、ファンにとっては参加することが楽しく、新参者にとっては作品を楽しむ指針になることだ。
もともと、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」と連動した映画館として誕生したこの劇場。レッドカーペットをイメージした内観のほか、映画祭のトロフィーや写真が展示されている。
こうした“観客参加型”イベントのほかにも、映画界の未来を担う若手クリエイターの才能を発掘する試みなど、個性的な取り組みも多い。

季節や映画界の年中行事にあわせ、多彩なプログラムが上映されるブリリア ショートショート シアター。今後の展開にも、乞うご期待だ。
取材 / 文:高野麻衣
ブリリア ショートショート シアター
横浜市西区みなとみらい5丁目3番1 Filmee 2F
(TEL:045-633-2151)
火曜日休館
チケット:
大人・学生¥1000/小人(3歳〜中学生)¥800/シニア(60歳以上) ¥800/ハンディキャップ(付き添いの方1名まで同額)¥800
購入はシアター窓口にて
※イベント実施等により、上映時間が変更になる場合が御座いますので事前にHPでご確認頂くか、シアターへお問合せください
オフィシャルサイト http://www.brillia-sst.jp