2.捕まれば全滅、逃げ切れば大儲けの泥棒のスリル
ダンジョン内を歩いていると、ときどき床の模様が異なる部屋を見かけることがあります。これは迷宮ショップといい、ダンジョン内でもアイテムの売買が行える特殊な部屋。『不思議のダンジョン』シリーズではおなじみの存在。異なった床の模様部分が、ショップのスペースです。

▲迷宮ショップでは、お店の中に置いてあるアイテムを拾い、店主に話しかけることでアイテムを購入できます
ここで気をつけなければいけないのが、代金を払わないままお店の外に出てしまうこと。ひと言で言うと、泥棒です。

▲故意であれ操作ミスであれ、アイテムを持ったまま迷宮ショップの外に出てしまった時点で泥棒となります。言い訳は通用しません
泥棒をすると、店主の放った“ゼブラテリウム”というモンスターが追いかけてきます。このモンスターは攻撃力が非常に高く、くり出す一撃一撃が即死級のダメージ。さらに倍速で行動してくるため、逃げ続けることは至難の業となっています。
泥棒として追われている状態では、ダンジョン脱出用アイテム“アリアドネの糸”も使用不可。この執拗な追跡から逃れるためには、別のフロアに移動するしかありません。

▲まともに戦闘を挑んでは、一方的に蹂躙されてしまうだけ。ときにはパーティーメンバーを囮にしてでも階段にたどり着かなくてはなりません
そんなゼブラテリウムも、決して無敵の存在ではありません。倒すことは困難ですが、アイテムやスキルを使えば、一時的に無力化することは可能です。
睡眠や麻痺を付与してゼブラテリウムを足止めし、その隙に別フロアへの階段にたどり着くことができれば、泥棒は成功。代金は支払わないまま、販売されていたアイテムを自分のものにすることができます。とはいえ、泥棒はそう簡単に成功しないもの。ちょっとした運次第で、すぐに失敗してしまいます。十分な下準備なしに挑むのは、極めてリスクが高い行為に変わりありません。

▲ゼブラテリウムには多数の個体が存在しています。通路で両側から挟まれ、突破が不可能になってしまうこともあります
泥棒扱いされて袋叩きに遭わないためにまず気をつけたいのが、店内では走り回らないこと。ダッシュ移動時に使用するBボタンは、パーティメンバーとの場所の入れ替えにも使用します。売り物を持ったまま店内を走り回った際、誤って店外にいるパーティメンバーと入れ替わってしまうと、商品を持ち出したものとみなされてしまうのです。あとは当然ですが、きちんと代金を払って商品を購入すれば円満に店から出ることができます。

▲ちゃんとお金を払って取引ができれば、店主も優しく送り出してくれます
オススメできる方法ではありませんが、逆に泥棒の成功率を上げることで生存を狙う手もあります。
泥棒行為には、所持金を節約できるというゲーム的なメリットだけでなく、アイテムやスキルを駆使して追手から逃げ回る緊迫感、そして別フロアまで逃げ切ったときの達成感も味わうことができます。これらのスリルある感動は、ほかではなかなか得がたいもの。いけないことと知りながら、ついつい試したくなるのも無理はありません。
こんな泥棒の魅力もまた、『不思議のダンジョン』シリーズの伝統のひとつです。どうせ泥棒扱いされるのであれば、失敗せず確実に決めたいもの。店を見つけたら脱出までのプランを練り込み、周到な準備の上で泥棒に挑戦して楽しんでみましょう。